なかよしで連載されていた立川恵による、怪盗セイントテールの英語版コミックです、全7巻。
マジシャンを父にもつ聖ポーリア学院の2年生の羽丘芽美は、夜になると怪盗セイントテールとなって犯罪被害にあった人たちのために見習いシスターで親友の深森聖良と協力して奪われた金品を取り返している。警察でも捕まえられないセイントテールを追うのは市長よりセントテール逮捕の特命をうけた天才少年の飛鳥大貴。芽美は最初のうちこそ生意気な大貴の態度に対して起こっていたが、次第にセイントテールを追う大貴の真摯な姿勢に心惹かれていく…といった感じのストーリーです。
怪盗とそれを追う探偵もしくは刑事という構図は、推理小説や漫画・アニメではもう定番といっても良いですが。そこに追う者と追われる者の恋愛を絡めてくるのが少女漫画ならではといったところでしょうか。
全7巻ということで英語で読むにはちょっと長いかも知れませんが、時間をかけてじっくり読めば不可能というほどでもありません。もともとそれほどセリフの多い作品ではありませんので、お子様の英語学習ように買い揃えてプレゼントするというのもありだと思います。