週刊少年サンデーで2020年4月から連載中の、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる葬送のフリーレンの英語版コミックです。
葬送のフリーレン Frieren: Beyond Journey’s End 英語版コミック
10年のもの長い旅路の果てに、勇者ヒンメル・僧侶ハイター・戦士アイゼン・魔法使いフリーレンの4人パーティは魔王を倒す事に成功し王都に凱旋する。平和の訪れを人々と分かち合う4人は、50年に一度見られるというエーラ流星を見て、また50年後に4人で見ようと約束する。
そして50年後、エルフのためまったく年を取ったように見えないフリーレンは、すっかり年老いたヒンメル達と再会してエーラ流星を見るが、その後まもなくして亡くなったヒンメルの葬儀で、自分がヒンメルの事をほとんど何も知らない事に気づいて、自分とは違う人間の事をよく知るための旅に出るのであった…という感じの作品です。2023年9月からアニメも放送されて話題になりましたね。
英語版は VIZ Media から記事を作成している現時点で第9巻まで発売中で、その後も日本語のオリジナルに追いつくまで順調に発売されていくみたいです。フリーレンの世界観とキャラクターに魅せられた方はこの機に英語版を買いそろえられてはいかがでしょうか。
また海外ではこちらの公式英語版に対して以下のような感想が寄せられています。
“ここ最近で最高の漫画のひとつ”:☆☆☆☆☆
なんて素晴らしい作品だろう。シンプルかつ他とは違っていて、面白くて、作画はどこか可愛らしく、楽しく、そしてエモみもあるし傑作と言って良い。多くの賞を受賞しているのも当然だと思う。
“最高の漫画のひとつ。リラックスもできるし興奮もできる物語”:☆☆☆☆☆
このコメントを読んでる人に、とにかく読んで見てくれと私は言いたい。フリーレンは他のよくあるファンタジー漫画とは違うユニークな作品の一つだ。
笑いやアクション、感動と冒険が完璧なバランスを保っていて、それがリラックスできる雰囲気を生むと同時に、ひとたびアクションになると読んでてとても興奮する。すでに私の好きな漫画のTOP5に入る作品となった。
作画も素晴らしく、それぞれのキャラの感情を絵から完璧に読み取る事ができる。
山田鐘人・アベツカサ両先生、この傑作漫画を生み出してくれてどうもありがとう!
“素晴らしい!”:☆☆☆☆☆
キャラクターにリアリティがあって物語に引き込まれる。ほんの些細なやり取りのシーンにも、彼らがどんな人間で、お互いをどの様に思っているのか読み取る事ができるように描かれている。
読んでて時に悲しい気持ちにもなるけど、全体的には心が温まる。ファンタジー作品が好きな人全員にお勧めしたい。
日本の漫画を読む事に慣れているなら子供が読んでも大丈夫だと思う。