カテゴリー別アーカイブ: 英語版ライトノベル

涼宮ハルヒの憂鬱 Melancholy of Haruhi Suzumiya

この作品については特に説明は不要ですかね、涼宮ハルヒシリーズの原作ライトノベルとコミックの英語版です。著者名に作画担当のツガノ ガク(Gaku Tsugano)氏の名前がある方がコミックスです。またパロディ作品である、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱長門有希ちゃんの消失も英語に翻訳されています。

涼宮ハルヒの憂鬱 Melancholy of Haruhi Suzumiya 英語版ライトノベル

涼宮ハルヒの憂鬱 Melancholy of Haruhi Suzumiya 英語版コミック

涼宮ハルヒの憂鬱 日本語オリジナルノベル&コミック

涼宮ハルヒの憂鬱 英語版

さてこの作品は原作がライトノベルなので、当然ファンとしては英語版ライトノベルの読破に挑戦したいところです。もちろん難易度は英語版コミックよりも遥かに高くなりますが、それだけに読破前と後では英語力に格段の差ができている事でしょう。原作の日本語版を読んでいれば内容を理解するかなりの助けになりますので、日本語版を持っていない方は一緒に購入する事をオススメします。

またこの作品の原作ライトノベルはご存知の通り、”涼宮ハルヒの~” という様に巻毎にタイトルが微妙に違いますので、日本語のタイトルと英語タイトルを以下にまとめておきます。それぞれペーパーバックとハードカバーの2種類から選べますので、お好みに応じて購入されると良いでしょう。なお「涼宮ハルヒの驚愕」は日本版だと前後編の2冊に別れていますが、英語版では1冊にまとめて発売されています。

  • 第1巻 涼宮ハルヒの憂鬱 / The Melancholy of Haruhi Suzumiya
  • 第2巻 涼宮ハルヒの溜息 / The Sigh of Haruhi Suzumiya
  • 第3巻 涼宮ハルヒの退屈 / The Boredom of Haruhi Suzumiya
  • 第4巻 涼宮ハルヒの消失 / The Disappearance of Haruhi Suzumiya
  • 第5巻 涼宮ハルヒの暴走 / The Rampage of Haruhi Suzumiya
  • 第6巻 涼宮ハルヒの動揺 / The Wavering of Haruhi Suzumiya
  • 第7巻 涼宮ハルヒの陰謀 / The Intrigues of Haruhi Suzumiya
  • 第8巻 涼宮ハルヒの憤慨 / The Indignation of Haruhi Suzumiya
  • 第9巻 涼宮ハルヒの分裂 / The Dissociation of Haruhi Suzumiya
  • 第10巻&第11巻 涼宮ハルヒの驚愕(前)&(後)/ The Surprise of Haruhi Suzumiya

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魔界都市〈新宿〉 Demon City Shinjuku

ライトノベルと言ってよいのか解りませんが、菊地秀行による魔界都市〈新宿〉(完全版)の英語版ライトノベルです。菊地秀行氏の別作品である吸血鬼ハンターDの英語版ライトノベルもあります。

魔界都市〈新宿〉 Demon City Shinjuku 英語版ライトノベル

魔界都市〈新宿〉 日本語オリジナル版

魔界都市〈新宿〉 英語版

198X年9月13日午前3時に発生した謎の大地震・魔震(デビル・クエイク)によって突如として外界と隔絶され、怪異と暴力の跋扈する妖気うずまく魔界都市となった新宿。そして2030年、地球連邦首席の暗殺を企む魔道士の出現により、世界は危機を迎えることに…といった感じの作品です。

英語版は Digital Manga Publishing から完全版が発売されています。Kindle版がおよそ半額で買えるようですから、こちらで買って通勤・通学時にスマホやタブレットで少しづつ読むというのもいいかも知れません。

間の楔 AI No Kusabi: The Space Between

吉原理恵子によるBL(ボーイズラブ)小説、間の楔(あいのくさび)の英語版ライトノベルです。全6巻。

間の楔 AI No Kusabi: The Space Between 英語版ノベル

間の楔 日本語オリジナル版

間の楔 英語版

男性の身分が髪の色によって区別される近未来。金髪で中央都市タナグラを統べるエリート中のエリートであるイアソン・ミンクは、ある日スラムの不良グループを取り仕切る黒髪の男・リキと出会い彼をペットにする。果たして彼らの運命は…という感じの作品です。

英語版はBL系漫画の翻訳出版に数多くの実績のある Digital Manga Publishing から全6巻すべてが発売されています。表紙のデザインからも解るとおり、道原かつみ氏がイラストを描いているクリスタル文庫バージョンの方ですね。あと何故か長門サイチ氏がイラストを描いているキャラ文庫バージョンも2冊だけ中途半端に発売予定となっているみたいです。この辺ちょっと Digital Manga Publishing の意図がよく解りませんが、長門サイチ氏のイラストが特に好きだと言う人以外は、今のところクリスタル文庫バージョンの英語版を買われた方が良いと思います。

人間失格 No Longer Human

コミックバンチにて連載されていた、太宰治の同名の名作文学を元に、古屋兎丸が現代的解釈をまじえて漫画化した、人間失格の英語版コミックです。全3巻。

人間失格 No Longer Human 英語版コミック

人間失格 日本語オリジナル版

人間失格 英語版

新連載のネタにつまってネットサーフィンをしていた漫画家の古屋兎丸は、「人間失格」という名前の個人の日記サイトを見つける。そこには裕福そうな家族に囲まれて6歳の少年と、美少年に成長した17歳の青年と、老人のようにふけこんだ25歳の3枚の写真の画像が掲載されていた。古屋はその写真の主である「大庭葉蔵」に興味を持ち、彼の人生に何があったのかと日記を読み始めるのであった…という感じの作品です。原作である太宰の人間失格を読んだことがある人には、この作品との共通点と相違点はすぐに解りますね。

英語版は北米の翻訳漫画出版社の Vertical より全3巻すべてが発売されています。あえてこの作品の英語版で英語学習する必要があるのかという事はおいておくとしても、古屋兎丸氏の独特の筆致によって書き起こされた世界観はなかなかのものです。時代設定等などは現代にあわせて変更されていますが、古屋兎丸氏の懐古趣味的な画風によってうまく中和され、原作を読んだ人でも違和感を感じずに読むことができるでしょう。

あともちろん漫画版だけでなく、太宰治自身による小説・人間失格も英訳されて発売されています。英語力に自信のある太宰ファンの方は英語版の読破に挑戦されてはいかがでしょうか。
人間失格 No Longer Human 英語版ライトノベル

キノの旅 Kino no Tabi

電撃文庫から発売されている時雨沢恵一によるライトノベル作品、キノの旅 -the Beautiful World-の英語版ライトノベルです。また キノの旅の北米版アニメDVD もあります。

キノの旅 Kino no Tabi 英語版ライトノベル

キノの旅 日本語オリジナル版

キノの旅 英語版

様々な都市国家が散在する架空の世界。主人公で旅人の少女・キノは相棒で言葉を話すモトラドのエルメスと共にさまざまな国を訪れる。それらの国々は文明も文化も、社会体制やそこに済む人々の価値観もまったく違う。そこで色々な人々と出会い、キノはさまざまな経験をするという物語です。原作者本人がこの作品の根源には松本零士氏の名作・銀河鉄道999があると言っているのですが、銀河鉄道999の世界をSFからファンタジーに移し、より独自の空気感みたいなものを足したような作品だと私は思います。似たような感じでありながらそれぞれに良いところがあり、私はどちらの作品も好きですね。

英語版は Tokyopop より第1巻のみが発売されています。なおこの英語版、オリジナルの日本語版とは各話の収録順序が異なるなど、独自の編集がなされているようです。その辺をファンの方がどう受け取るかは解りませんが、日本語版を参考にしながら英語版にチャレンジしようという方は気をつけた方が良いかも知れません。逆に英語力に自信のあるという方の場合は、オリジナル版との違いを探して楽しむというのもありだと思います。

グイン・サーガ The Guin Saga

1979年9月の第1巻の発表から、作者である栗本薫の死去までに正伝・外伝含めてなんと150冊もの刊行を誇る大人気ファンタジー小説、グイン・サーガの英語版ライトノベルと、柳澤一明(Kazuaki Yanagisawa)の作画によるコミカライズ版・グイン・サーガ 七人の魔道師の英語版コミックです。また英語リスニング力を強化したい方には、グイン・サーガの北米版アニメブルーレイもあります。

グイン・サーガ The Guin Saga 英語版ライトノベル&コミック

グイン・サーガ 日本語オリジナル版

グイン・サーガ 英語版

豹頭の戦士であるグインを主人公として、彼を中心とするさまざまな人々の死生や国々の興亡を描いた壮大なサーガ。モンゴール軍に首都を奇襲されたパロ王国は滅亡の危機に瀕していた。国王と王妃を殺されてしまうという絶望的な状況の中で、家臣達は王家に太古より伝わる古代機械を用いて、王太子であるレムスと、その双子の姉リンダを友好国のアルゴスへ移送しようとする。しかし古代機械の座標設定に狂いが生じ、2人はあろうことか敵勢力のまっただ中へと転送されてしまい、絶体絶命の危機に陥る。しかしその時、突如として現われた豹頭人身の戦士が小隊を全滅させ、双子は助けられる。自分自身の名と「アウラ」「ランドック」という2語を除き、全ての記憶を失っていたこの豹頭の男グインは、戦いの後で憔悴し切って倒れるが、リンダの介護によって間もなく体力を取り戻す。こうしてグインはレムスとリンダと行動を共にするようになるのであった…という作品です。

上述の通りこの作品は正伝・外伝含めて150巻以上もの大作ですが、英語版が発売されているのは以下のとおり第5巻までです。またこれら5冊のうち、第3巻まではハードカバー版も発売されていますので、愛蔵して大切に読みたいという方はそちらを選ぶのも良いかも知れません。

  • 第1巻 豹頭の仮面 / Book One: The Leopard Mask
  • 第2巻 荒野の戦士 / Book Two: Warrior in the Wilderness
  • 第3巻 ノスフェラスの戦い / Book Three: Battle of Nospherus
  • 第4巻 ラゴンの虜囚 / Book Four: Prisoner of the Lagon
  • 第5巻 辺境の王者 / Book Five: The Marches King

漫画版の方はタイトルどおり、外伝1巻である「グイン・サーガ 七人の魔道師」をコミカライズしたもので全3巻です。タイトルが “The Guin Saga Manga” となっているのが漫画版ですね。

腐女子彼女。 My Girlfriend’s a Geek

腐女子の彼女を持つ普通の大学生が、彼女のオタク趣味に振り回されながらも、次第に自分もオタクの世界にのめりこんでゆく。インターネットブログ発のラブストーリー、ぺんたぶによる腐女子彼女。の英語版ライトノベル(全2巻)と、神葉理世の作画でcomic B’s-LOGにて連載されていた同作のコミカライズ版の英語版コミック(全5巻)です。

腐女子彼女。 My Girlfriend’s a Geek 英語版ライトノベル&コミック

腐女子彼女。 日本語オリジナル版

腐女子彼女。 英語版

ストーリーは上述の通り、オタクで腐女子な彼女の趣味に振り回されつつも、愛ゆえに自分も次第にオタクの世界にのめり込んでいくという、もともとはインターネットのブログ上に書いていた作者の体験談を、その人気ゆえに書籍化・漫画化されたものですね。それだけでなくそれらが英訳されたり、ドラマCD化されたり実写映画化されたりしているのですから、ジャンルはかなり違えど同じブログライターとしてはただ畏れ入るばかりです。

なお海外にも腐女子な女性がそれなりにいるのか、BL作品の英語版も結構発売されています。興味のある人はボーイズラブ漫画のカテゴリーを見てください。なおBL作品と読んで良いのか微妙な作品も結構ありますので、そういう作品はこのカテゴリーには含まれていません。その場合は右側のメニューにある掲載誌別のリンクからもお気に入りの作品が見つかるかも知れません。

スクラップド・プリンセス Scrapped Princess

富士見ファンタジア文庫から発売されている榊一郎によるライトノベル、スクラップド・プリンセスの英語版ライトノベルと、矢吹豪の作画によるコミカライズ版スクラップド・プリンセス 逃亡者達の協奏曲(全3巻)の英語版コミックです。表紙のデザインが地味な方が英語版ライトノベルです。

スクラップドプリンセス Scrapped Princess 英語版ライトノベル&コミック

スクラップド・プリンセス 日本語オリジナル版

スクラップド・プリンセス 英語版

舞台は魔法の存在する中世ヨーロッパのような世界。かつてその中の大国であるラインヴァン王国の王女から双子の兄妹が生まれた。しかし妹の姫は聖グレンデルの託宣というお告げにより「世界を滅ぼす猛毒」とされ、秘密裏に殺されたという。しかし実はその姫君は逃され、保護先のカスール家の養女となっていたのだった。そして15年後、殺されたはずの姫・パシフィカが生きているという事がラインヴァン王家にばれてしまい、王家はパシフィカを殺すために刺客を放つ。それら刺客によって養父を殺されたパシフィカは、剣の達人である義兄シャノンと高等魔法の使い手である義姉ラクウェルと共に逃亡の旅に出るのであった…という感じのファンタジー作品です。

なお小説版の方は原作でいうところの第3巻までしか発売されていません。そして発売元である Tokyopop が、2011年5月をもって北米における翻訳出版事業から撤退してしまいましたので、残念ながら第4巻以降が発売される可能性はかなり低いです。以下にその3冊のタイトルをまとめておきます。

  • スクラップド・プリンセス 捨て猫王女の前奏曲 / Scrapped Princess: A Tale of Destiny
  • スクラップド・プリンセス 赦されざる者達の騒動歌 / Scrapped Princess: Song of the Forgiven
  • スクラップド・プリンセス 異端者達に捧ぐ鎮魂歌 / Scrapped Princess: Requiem for the Infidels

ラーゼフォン RahXephon

テレビアニメが大好評だったロボットSFラブストーリー、ラーゼフォンのコミカライズ版の英語版コミックと、ノベライズ版の英語版ライトノベルです。漫画版は百瀬武昭(Takeaki Momose)の作画で全3巻、小説版は大野木寛(Hiroshi Ohnogi)の執筆で全5巻です。

ラーゼフォン RahXephon 英語版コミック

ラーゼフォン RahXephon 英語版ライトノベル

ラーゼフォン 日本語オリジナル版

ラーゼフォン 英語版

21世紀初頭、東京は謎の存在「MU(ムウ)」により半球状の物体「TOKYO JUPITER(東京ジュピター)」によって外部から隔離されてしまった。その数年後の東京で暮らす神名綾人は、模試会場へ向かう途中で電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人だったがその途上で、謎の美少女・美嶋玲香と出会い、彼女に導かれるまま地下の神殿にたどり着く、そのとき突如東京上空に現れた巨大な何かが放つ歌に共鳴した綾人は混濁した意識の中で「ラーゼフォン」とつぶやく。そして謎の巨大ロボット兵器・ラーゼフォンが覚醒するのだった…という感じの作品ですね。

なお漫画版も小説版もアニメと設定が若干違うようです。特に漫画版の方は登場人物の性格などが違っていて、別の作品として見られる事が多いみたいですね。英語初心者の方が軽く読みたいなら漫画版、それなりに英語力のある方がじっくり時間をかけて読むなら小説版が良いでしょうか。

マルドゥック・スクランブル Mardock Scramble

ハヤカワ文庫JAから発売されている冲方丁によるSF小説、マルドゥック・スクランブルの英語版ライトノベルと、別冊少年マガジンにて連載中の大今良時の作画による同作品の漫画版の英語版コミックです。またマルドゥック・スクランブルの北米版アニメブルーレイもあります(※国コード規制に注意)。

マルドゥック・スクランブル Mardock Scramble 英語版ライトノベル

マルドゥック・スクランブル Mardock Scramble 英語版コミック

マルドゥック・スクランブル 日本語オリジナル版ノベル&コミック

マルドゥックスクランブル 英語版

少女娼婦であるルーン=バロットは、娯楽産業を総轄する大企業オクトーバー社の汚れ仕事を引き受けるシェル・セプティノスにスカウトされ、新たな氏名と身分を与えられるが、シェルの計画の中で殺されそうになる。爆炎に巻き込まれて瀕死の彼女を救ったのは、シェルの犯罪を追っていた委任事件担当官のドクター・イースターと人語を解する金色のネズミ型万能兵器・ウフコックだった。マルドゥック・スクランブル09法という法律によって禁止された高度な科学技術の使用が許可されるスクランブル-09。それによって金属繊維の人工皮膚と、あらゆる電子機器を操る力を手に入れたバロットはウフコックと共にシェルを追うことになるのであった…という感じのサイバーパンク作品です。

原作小説は第24回日本SF大賞受賞作品です。OVA化されたり劇場アニメ化もされているのでそちらで知っている方もおられるのではないでしょうか。英語版ライトノベルはペーパーバックで680ページというかなりの分量ですので、洋書を読むことにあまり慣れていない方は無理をせず英語版コミックの方を選ばれた方が良いでしょう。

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