百合系ライトノベルの名作、ストロベリーパニックです。公野櫻子による原作ライトノベルとたくみなむちによるコミカライズ版の両方が英訳されています。
Strawberry Panic! ストロベリーパニック 英語版ライトノベル&コミック
この作品の原作小説は全3巻で漫画版は全2巻なのですが、 “The Complete Novel Collection(英語版小説完全版)”、”The Complete Manga Collection(英語版漫画完全版)” というようにそれぞれまとまった形で出版されてますので、これらの完全版を買われたほうが解りやすく値段も安くすみます。
最近では海外のオタク達の間でも Yuri で百合と通じるようになってきました。もちろん皆が皆、百合が好きだというわけではないでしょうが、一つの嗜好として認知されてきているという事だと思います。
個人的な好みをいうと私は、マリみてに代表されるような百合色を前面に押し出した耽美系の百合作品よりは、けいおんみたいに日常描写の中に薄い百合っぽさがある作品の方が好みです。たぶんですが、BL好きの方達の中にもBL色の強い作品より、普通の少年漫画の中にかいまみえる友情の方が好きだという方もいらっしゃると思います。百合はエッセンスなんですよね。
だからといって百合を前面に出した作品が嫌いというわけではありません。それはそれ、これはこれです。一般作品で消化しきれない妄想と煩悩を、ストロベリーパニックは満たしてくれます。耽美最高!