終わりのセラフ Seraph of the End

ジャンプスクエアにて連載中の、原作:鏡貴也・作画:山本ヤマトによる終わりのセラフの英語版コミックです。

終わりのセラフ Seraph of the End 英語版コミック

終わりのセラフ 日本語オリジナル版

終わりのセラフ 英語版

ある日突然発生した未知のウイルスにより13歳以下の子供を除いて大人達が死に絶えてしまった世界。残された子供達は吸血鬼が住む地下都市に血液の供給源として家畜同然の生活を強いられていた。その中の一人である百夜優一郎は、自分達の環境に不満を持ち「強くなって吸血鬼どもをぶっ殺す」という願いを抱いておりある日、同じ孤児院出身で親友である百夜ミカエラらと共に地上世界への脱出を図る。吸血鬼の貴族に取り入って武器と脱出路を示す地図を手に入れたミカエラの手引きにより地上への出口へたどり着いた優一郎達だったが、上手く騙していたはずの吸血鬼の待ち伏せに合い仲間を次々と殺されてしまう。最終的にミカエラの銃を使ってなんとか吸血鬼を倒した優一郎が一人で地上に出ると、そこには軍服を着た謎の人間達が待ち構えていたのだった…という感じの作品です。

英語版は北米翻訳漫画出版社大手の VIZ Media より現在のところ第6巻までが発売中で、第7巻は2015年12月1日、第8巻が2016年3月1日と言った具合に日本版の最新刊に追いつくまでおよそ3か月に1巻のペースで続巻が発売される予定になっています。終わりのセラフのファンの方はこれを機に英語版を買い揃えられてはいかがでしょうか。

またアメリカのAmazonのレビューではこの作品に対して以下のような感想が寄せられています。

Nicola Mansfield:☆☆☆☆☆
“第2巻の発売が楽しみ!”

なんと言うか、単純にこの作品にハマりました! 私が吸血鬼を題材にした少年漫画を読むのはこれが初めての事で、これまでは吸血鬼と言えば少女漫画という印象があり、同時に恋愛に偏り過ぎていると思っていました。

しかしこの漫画は冒頭からとても面白く、第1巻を一気に読み終えてしまいました。私は最初の数ページを読んだだけでハマりました。ウイルスによって世界が滅び子供達が地下に捕われているという設定は私の心をわしづかみにしました。第1巻では主な登場人物はまだそれほど多くなく、二人の男性キャラと一人の女性キャラ、そして男性の上官が一人登場します。そして作品世界のおおよその設定、少なくとも主人公が知っている範囲の設定が語られます。

主な登場人物が少ないという事もあり、第1巻だけで彼らの性格をよく理解できます。また見事なアクションシーンがいくつかあって、今後の展開が楽しみです。鬼あり、呪われた力の武器あり、吸血鬼とのクールなバトルシーンありです。

ウイルスから生き延びた人類が13歳以下の子供達という設定があるので、子供が暴力に巻き込まれたり、逆に彼らが暴力を振るうとても気持ちの悪いシーンが度々あります。作画は可愛らしく背景もよく描きこまれています。時折ほとんど真っ黒なコマがあったりしますが、やりすぎという程ではありません。

名作誕生の予感がします。第2巻ではどんな展開が我々を待ち受けているのか楽しみです!

Angela Wentland:☆☆☆☆☆
“最高の作品の最高の第1巻”

主人公の優一郎が私のお気に入りです。彼が戦う目的は多少陳腐かも知れませんが、仲間のために戦う姿勢や信念は主人公にふさわしいものです。

作画は緻密ながらどこか遊び心のある作風です。これは実際に読んでみれば解ると思いますが。

物語については吸血鬼を題材にした作品が好きな人ならとても楽しんで読めると思います。

Doris M. Richardson:☆☆☆☆☆

私は孫のためにこの本を買いました。楽しそうに読んでいたので、続きが発売されたらまた買ってあげようと思っています。


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