懐かしいと思う方は多いのではないでしょうか、少年ジャンプで連載されて大人気となった冨樫義博による幽遊白書の英語版コミックです。全19巻。英語リスニング力を強化したい方には、幽遊白書の北米版アニメブルーレイもあります。
幽遊白書といえば最後の方は完全にバトル漫画になっていましたが、初期の方はわりと霊界とか死後の世界とかの話をしていましたね。日本人やアジアの人たちは仏教的なそういう世界観を特に宗教的な事を意識する事なく受け入れられると思うのですが、キリスト教圏やイスラム教圏の人たちはどんな印象を受けるんでしょうか。ちなみにコエンマの父親である閻魔大王のオリジナルは、バラモン教の聖典であるリグ・ヴェーダに登場する最初の人間にして最初の死者、つまり先のキリスト教やイスラム教におけるアダムの様な存在です。そんな雑学を海外の幽遊白書ファンの方に教えてあげると喜ばれるかも知れませんね。
そういう話はさておき幽遊白書はもちろん海外でも漫画・アニメともに大人気となりました。一時はドラゴンボールと並び評されるくらいの人気だったそうです。日本でも男の子だけでなく女の子にも好評となった事から、幅広い層のファンを獲得する何かがこの作品にはあったのでしょうね。今あらためて読んでもまったくその魅力は失われていません。