橙乃ままれによるライトノベル作品 ログ・ホライズン の英語版ライトノベルとコミックです。またログ・ホライズンの北米版アニメブルーレイもあります(※国コード規制に注意)。
ログ・ホライズン Log Horizon 英語版ライトノベル&コミック
全世界で2000万人がプレイしている世界最大級の老舗オンラインゲーム「エルダーテイル」。しかし12番目の拡張パック「ノウアスフィアの開墾」の適用当日、ログインしていたプレイヤー達はゲームと酷似した異世界へと転移しその世界に閉じ込められてしまう。エルダーテイル世界における「アキバ」に転移した冒険者シロエは、旧友の直継、美少女暗殺者のアカツキらと協力してこの世界で生きていく事になる…という感じの作品です。
英語版は北米の翻訳漫画出版大手の Yen Press より、ライトノベルが現在第1巻のみ発売中で、第2巻は2015年7月21日、第3巻は11月17日とおよそ4か月に1巻のペースで発売される予定となっています。漫画版の方も現在第1巻のみが発売中で、第2巻以降は日本語版も発売されていないので当然英語版の発売も未定となっています。
この作品の場合、ライトノベルのイラスト担当の “ハラカズヒロ / Kazuhiro Hara” が漫画版の作画も担当しているので著者欄でライトノベルと漫画版の区別がつけられません。購入の際は日本語版のカバーデザインと見比べてこの二つを間違えて買ってしまわない様に注意してください。
あとこれは余談になりますが、私は 4chan という海外のアニメ&漫画ファンが集まる掲示板をよく見ているんですけど、第1期アニメの放送時、原作者の橙乃ままれ氏が 4chan のスレに何度かやってきて 4chan の住人の質問に答えたりして盛り上がっていましたね。
またアメリカのAmazonのレビューではこの作品の英語版ライトノベルに対して以下のような感想が寄せられています。
pachi:☆☆☆☆☆
“ライトノベルの名作”ログホライゾンのアニメを見て楽しめた人なら、このライトノベルも楽しめると思います。アニメもとても素晴らしかったのですが、主人公のシロエが「俺ツエー」的に単純化されていたアニメと比べてシロエの内心まで詳細に描写されている所が良いと思います。またアニメを見た事がなくても、オンラインゲームやRPGが好きな人なら楽しんで読めるでしょう。
もしあなたが ソードアート・オンライン(SAO) や .hack(ドットハック) の様な作品を読みたいと思っているなら、私はこのログホライゾンをおすすめしません。
~中略~
ログホライゾンは例えるなら、主人公の夜神月に道徳心のある別人格が乗り移ったデスノートみたいな感じです。デスノートほどにはドラマチックな展開はありませんけど。
私はどちらかと言えばアニメの方が楽しめましたが、このライトノベルも面白かったです。専門用語があまり多くないので、MMORPGをプレイしない私でも簡単に内容を理解する事ができました。
Jeffrey:☆☆☆☆☆
“新鮮”ライトノベルというジャンルの作品に対する私の最も大きな不満は、どの作品を読んでも女子中高生の過度なお色気シーンが描かれている事でした。ライトノベルを読んでいて、ページをめくった次のページに10代の女の子の下着姿のイラストを見つけた時以上に私が不快に思う瞬間はありません。
ログホライゾンの物語はそういう脇道に逸れることなく、世界観と人物の描写に注力しており、またライトノベルというジャンルには珍しく主人公のシロエは成人済みの青年で、年齢に相応しい常識をわきまえています。その結果シロエの物事に対する態度は他のライトノベルの高校生主人公と比べてより成熟した思慮深いものになっています。
翻訳も実に良くされており、登場人物も面白く、もしMMORPGをプレイした事がある人なら彼らに親近感を覚えることでしょう。アクションシーンは少な目で、それよりもMMORPGの世界に閉じ込められたプレイヤー達のリアルな交流を中心に物語が描かれています。特にアカツキのエピソードは私が考えていた以上に面白くてかつリアリティを感じるものでした…。
本当に良い作品です! この本を購入して続巻の英語版も発売されるようにサポートしてください!
Kelly:☆☆☆☆☆
“本当に良く書かれている”この本の翻訳は素晴らしいです。私は高校で英作文の特別授業(特に優秀な生徒に大学レベルの授業を受けさせる制度がある)を受けているのですが、何週間か前のボキャブラリーテストで出題された “syllogism / 三段論法” という単語がこの本に出てきました。
まだこの本を最後まで読み終わっていませんが、今のところ本当に楽しく読んでいます。アニメファン、漫画ファン、ライトノベルファン、ログホライゾンのファンとSAOのファンならこの一冊を買って損はありません!
Kate Hoover:☆☆☆☆☆
“面白かった”面白かった! アニメよりずっと詳細にログホライゾンの世界を知る事ができます。ライトノベルの第1巻にはアニメで言うところの、ススキノにセララを救出に行く第4話までのエピソードが収録されています。