アネコユサギによるライトノベル作品、盾の勇者の成り上がりの英語版ライトノベルとコミックです。
盾の勇者の成り上がり The Rising of the Shield Hero 英語版ライトノベル
盾の勇者の成り上がり The Rising of the Shield Hero 英語版コミック
勉強よりもゲームやアニメと言ったオタク趣味に真面目に取り組んで生きる大学二年生の岩谷尚文は、ある日図書館のファンタジー小説のコーナーで「四聖武器書」というタイトルの古い一冊の本を見つける。その本にはとある異世界で起きた災厄と、その世界を救うために召喚された四人の勇者の物語が書かれていた。四人の勇者はそれぞれ武器を持っており、一人は剣、一人は槍、一人は弓、そして最後の一人は「盾」を自分の武器としていた。尚文が「盾は武器じゃなくて防具だろう」とツッコミながら読み進めると、盾を持つ勇者の物語が書かれているであろうはずのページが白紙となっている。疑問を感じ「何なんだ?」と尚文がつぶやくと同時に意識がスーッと薄れていき、次に尚文が目覚めるとそこは異世界だった…という感じの作品です。
英語版は One Peace Books という日本人がCEOを務める比較的新しい翻訳出版社から、ライトノベルの英語版第1巻が現在発売中で、第2巻が2015年10月20日、第3巻が2016年2月16日、第4巻が2016年6月14日の発売予定となっており、コミックの英語版は第1巻が2015年10月20日、第2巻が2016年4月19日、第3巻が2016年5月17日の発売予定となっています。
少し解りにくいですが、英語版タイトルに “The Manga Companion” という謎の語が追加されている方が英語版コミックで、追加されてない方が英語版ライトノベルです。あとは日本語オリジナル版のカバーイラストなどとも比較してよく確認してください。
ちなみに One Peace Books という会社は私も今回初めて名前を知ったくらいなので、翻訳その他製品としてのクオリティがまったく予想できません。小さな会社でいつ事業撤退するとも限りませんから、興味のある方は在庫があるうちに買っておいた方が良いでしょう。
またアメリカのAmazonのレビューではこの作品の英語版ライトノベルに対して以下のような感想が寄せられています。
Jodi G. Hilton:☆☆☆☆☆
“私の長い長い読書歴の中でも最高傑作の一つ!”以前からずっとこの作品を日本語で読んでいて、今回ついに英語版がアメリカにやってくるという事で私はとても興奮しています。これ以上ないくらいに良く書かれている作品なので、あなたもきっとハマって続きを読みたくなる事でしょう。
みなさんの多くがこの作品に対して、また新しいファンタジー小説が出たのかくらいにしか思っていないのかも知れませんが、この作品は単なるファンタジー小説ではありません。主人公である尚文とヒロインのラフタリアは完璧なカップルです。
本当はもっとこの作品ついて書きたいのですが、これから読むみなさんの楽しみを奪いたくないので最後に一つだけ言わえてもらえれば、この作品を読まなかったらあなたは間違いなく後で後悔します。時の経つのも忘れて楽しめる作品に出合う機会はめったにありませんから、あなた自身のために1冊買って読んでみてください。
Samantha Kelly:☆☆☆☆☆
“やっとレビューが書き込める”私はこの作品が、本当に、本当に、本当に、本当に大好きです。キャラクターは何人かを除きクールで、特に尚文とラフタリアが大好きです。第1巻を読んだだけでも、ラフタリアが今後私の一番のお気に入りになる事が解ります。
いつかこの作品がアニメ化される事を期待します。