テレビアニメが大好評だったロボットSFラブストーリー、ラーゼフォンのコミカライズ版の英語版コミックと、ノベライズ版の英語版ライトノベルです。漫画版は百瀬武昭(Takeaki Momose)の作画で全3巻、小説版は大野木寛(Hiroshi Ohnogi)の執筆で全5巻です。
21世紀初頭、東京は謎の存在「MU(ムウ)」により半球状の物体「TOKYO JUPITER(東京ジュピター)」によって外部から隔離されてしまった。その数年後の東京で暮らす神名綾人は、模試会場へ向かう途中で電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人だったがその途上で、謎の美少女・美嶋玲香と出会い、彼女に導かれるまま地下の神殿にたどり着く、そのとき突如東京上空に現れた巨大な何かが放つ歌に共鳴した綾人は混濁した意識の中で「ラーゼフォン」とつぶやく。そして謎の巨大ロボット兵器・ラーゼフォンが覚醒するのだった…という感じの作品ですね。
なお漫画版も小説版もアニメと設定が若干違うようです。特に漫画版の方は登場人物の性格などが違っていて、別の作品として見られる事が多いみたいですね。英語初心者の方が軽く読みたいなら漫画版、それなりに英語力のある方がじっくり時間をかけて読むなら小説版が良いでしょうか。