月刊ステンシルにて連載を開始し、現在では月刊Gファンタジーにて連載中の、naked ape によるswitch(スイッチ)の英語版コミックです。全13巻。
麻薬中毒者や密売組織の摘発に従事し、薬物犯罪に関しては逮捕や家宅捜索に加えておとり捜査など、一部警察以上の捜査権限を持つ関東信越厚生局麻薬取締部。そこの新人捜査官である衛藤快と倉林春は、一度は日本から撤退した中国の密売組織龍玄が、再び国内で活動を始めた事を受けて捜査を開始する。そこで浮かびあがった “switch” と呼ばれるキーワード、それは16年前、何人もの人々の命を奪い、ついには捜査官の命まで奪い、そして一切の捜査資料とともに忽然と消えた幻のドラッグの名前だった…という感じの作品です。
英語版は翻訳漫画出版大手の VIZ Media から発売されています。全13巻という事で英語初心者の方にはちょっと長い作品でしょうか。また犯罪や薬物に関する英語表現は少々難しいような気がします。この作品を選ばれるなら、じっくり時間をかけて読むようにしてください。