月刊Gファンタジーで連載されていた、高河ゆんによる超獣伝説ゲシュタルトの英語版コミックです。全8巻。
ゲシュタルトというと、ついゲシュタルト崩壊の事が頭によぎってしまうのは私だけでしょうか。ちなみに Gestalt とはドイツ語で “形・形態” を意味しているそうです。この作品では伝説の島とそこに伝わる神の名前という事になっています。ゲシュタルト崩壊とはなんの関係もありません。
高河ゆん氏の描くファンタジーは女性ならではの繊細さが氏の作画とあいまって独特の世界観を生み出していますね。ファンタジーの要素の一つである冒険は多少弱い感じがしますが、高度文明を離れた癒しのような要素が結構強い感じがします。まあ登場する女の子がかわいらしいと言ってしまえば、身も蓋もないでしょうか。表現を少し変えると、女の子の衣装が野暮ったくないんですよね。この変はちょっと男性のファンタジー作家さんだとなかなか真似できない所なんじゃないでしょうか。