サンデーで連載されていた、皆川亮二によるARMS(アームズ)の英語版コミックです、全22巻。
ARMS(アームズ) Project Arms 英語版コミック
この作品はどことなくアメコミっぽい雰囲気があるので、海外の人たちにはすんなり受け入れられたようです。物語の舞台も日本から始まり、アメリカ・ニューヨークへ移っていくので、主要キャラクターの名前を除けばほとんど日本の作品だと思われないような気がします。
日本の漫画のハリウッド映画化といえばその再現率の低さで避難の的となる事が多いのですが、私の個人的な意見をいえば ARMS はハリウッド映画にしたら相当面白いんじゃないかと思います。ただその場合は残念ながら主要キャラクターの名前は変更されてしまうでしょうね。もしかしたら日本人という設定も変えられてしまうかも知れません。こういうのは原作のキャラクターに思い入れのあるファンからすれば許されない行為だと思うのですが、「日本人が思っている以上に、日本人の名前は海外の人間にとって発音しづらい」という事はこれまで何度も述べてきたとおりです。
いかにカタカナが偉大であるかという事ですね。カタカナがあるからこそ、日本人は海外の文化を取り入れて自分のものとするのが上手いのかも知れないと時々思います。