週刊少年ジャンプにて連載中の、葦原大介によるワールドトリガーの英語版コミックです。
ワールドトリガー World Trigger 英語版コミック
人口28万人が住む三門市にある日突然異世界への門(ゲート)が開き、その門から「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が出現し都市を襲い始める。近界民に対し地球上の兵器はまったく歯がたたず、都市の壊滅は時間の問題だと誰もが思ったその時、突如現れた謎の一団により近界民は撃退される。彼らはまたたく間に近界民に対抗する防衛体制を整え、界境防衛機関「ボーダー」と呼ばれる組織を編成する。それから4年後、近界民による侵攻は相変わらず続いていたが、ボーダーへの信頼感からか人々がぬるま湯の様な平和に慣れ始めたその頃、自分がボーダー隊員である事を周囲に隠しながら生活している男子中学生の三雲修のクラスに謎の少年・空閑遊真が転校してくる。そして遊真の正体は…という感じの作品です。
英語版は北米の翻訳漫画出版大手の VIZ Media より現在第6巻まで発売中で、第7巻が2015年10月6日、第8巻が2016年1月5日、第9巻が2016年3月1日と言った具合に日本版の最新刊に追いつくまで2~3か月に1巻のペースで続巻が発売される予定になっています。
またアメリカのAmazonのレビューではこの作品に対して以下のような感想が寄せられています。
Leaf:☆☆☆☆☆
“「となりのトトロ」とはまた別のご近所さん(ネイバー)”アニメの第1話を見てがっかりした後、このワールトトリガーという作品について考え、原作漫画ならもっと面白いのではないかと思いこの本を買いました。私はアニメより漫画の方が面白いと思ったので、私と同じくアニメを見てがっかりしたという人や、アニメと漫画のどちらを見ようか迷っている方にこちらの漫画をおすすめします。
他の少年漫画にありがちな主人公と違い、三雲修は他者を圧倒する強さに恵まれていたり、碇シンジみたいに目前の問題から逃げたりはしません。修はとても好感の持てるキャラクターで、話が進むにつれてもっと彼の活躍を見たくなります。
詳しい内容を話してみなさんの楽しみを奪いたくないので簡潔に言うと、少年漫画として実によく出来た作品です。またこの作品には アルドノア・ゼロ との共通点を感じます。おそらくみなさんもなんとなく似ていると感じる事でしょう。
結論として、私は原作漫画の方がアニメより面白いと思います。ワールトトリガーという作品に興味がある人ならぜひこの漫画を読むべきです。
ちなみに、ご近所さん(ネイバー)と言っても「となりのトトロ」とはまったく違う作品なのでご注意を。
BAT:☆☆☆☆☆
“とてもクールな作品”最初私はそれほど期待を持っていなかったのですが、第1巻を読んだ途端にすっかりハマってしまいました。物語がとても面白くて本から目が離せません、少なくとも私はそうでした。私は余程の作品で無い限りアマゾンのレビューで5つ星を付ける事はしません。
登場人物について言うなら、遊真がまるでアヒルみたいな口の形をする事と、メインキャラの二人が登場からその後しばらく出番が少なく思える事を除いてまったく文句はありません。
最終的な評価として、私は現在第4巻まで読んだ所ですが、5巻以降も発売されたらすぐに買うつもりでいます。またワールトトリガーファンだけでなく、SFが好きな方、バトル漫画が好きな方。あるいはこの手の漫画が好きな方にもこちらの作品をお勧めします。