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チーズスイートホーム Chi’s Sweet Home

モーニングで連載中の、こなみかなたによるチーズスイートホームの英語版コミックです。またチーズスイートホームの北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

チーズスイートホーム Chi’s Sweet Home 英語版コミック

チーズスイートホーム 日本語オリジナル版

チーズスイートホーム 英語版

母猫と兄弟猫2匹と一緒に、ある家の飼い猫として幸福に暮らしていた子猫のチーは、散歩中によそ見をしてしまったがために母猫とはぐれ、迷子になってしまう。そうしてさまよい続けて公園で行き倒れていたチーを、山田家の長男で幼稚園児のヨウヘイが発見して自宅に連れ帰る。こうして山田家で新しい生活を始めることになったチーなのだが、実は山田家のマンションはペット禁止であった…という感じの作品です。

英語版は翻訳漫画出版社の Vertical より順調にリリースされています。表紙の画像を見てもらえれば解ると思いますが、とても可愛らしい作品ですので、英語を学んでいるお子様やお友達へのプレゼントとしても喜ばれるのではないでしょうか。中高生程度の英語力があれば、年齢や性別を問わずに楽しめる作品だと思います。

神の雫 Drops of God

モーニングで連載中の、原作:亜樹直・作画:オキモト・シュウによる神の雫の英語版コミックです。

神の雫 Drops of God 英語版コミック

神の雫 日本語オリジナル版

神の雫 英語版

世界的なワイン評論家を父に持つ神咲雫は、幼い頃からワインの英才教育を施されて育ったが、そんな父に対する反発からビール会社に就職する。そんな父親が亡くなったのだが、その遺言にはなんと12本の偉大なワイン「十二使徒」と、その頂点に立つ「神の雫」と呼ばれる幻の1本を何年に作られた何と言うワインなのか当てたものに財産を全て譲ると書かれていた。そこに父の養子と名乗る青年・遠峰一青が現れ、雫と一青は父親の遺言と遠い日の記憶を頼りに十二使徒を探す勝負をするのであった…という感じの作品です。

英語版は北米の翻訳漫画出版社の Vertical から発売されています。今のところ第3巻までしか発売されていませんが、今後もおよそ3ヶ月に1冊というペースで続巻が翻訳されるみたいですね。この作品のキモはワインの風味を様々な手法を用いて言葉で表現するところにありますが、それらの言葉がどのように英訳されているのか非常に気になる所です。

ES -Eternal Sabbath- エターナルサバス

モーニングで連載されていた、惣領冬実によるES -Eternal Sabbath-の英語版コミックです、全8巻。

ES -Eternal Sabbath- エターナルサバス 英語版コミック

ES -Eternal Sabbath- 日本語オリジナル版

ES -Eternal Sabbath- 英語版

Eternal Sabbath とは英語で “永遠の安息日” という意味ですね。ただ元々はドイツ語の “es (英語における it の意)” からとって ES だけがタイトルだったのを、その後 ES細胞 との混同をさけるために Eternal Sabbath という副題をつけたという話もあります。なんとなく英語よりドイツ語の方が医療関係の漫画には似合っていますね。

この作品は80年代のハリウッド映画「トロン」をモチーフに作られたそうで、どことなくそのテイストが残っています。だからなのかアメリカでの評価もおおむね好意的で、Anime News Network のレーティングページでは多くの読者が高い評価をしています。最近はこの手の映画もあまり多くないので、個人的にも好きなジャンルですね。

黒鉄 Kurogane

モーニングで連載されていた、冬目景による黒鉄(くろがね)の英語版コミックです、全5巻。

黒鉄 Kurogane 英語版コミック

黒鉄 日本語オリジナル版

黒鉄 英語版

時代ものとしては定番の親の仇討ちに、からくり仕掛けのクロックパンク要素を組み込んだ新しい世界観がうりの作品です。特に半分生身、半分からくり仕掛けとなり、顔は鉄火面、剣はしゃべるし、帯はガンベルト、など主人公の奇抜な設定には驚かされます。最初の方はその設定を作者も活かしきれずあまり面白くありませんが、徐々に話が盛り上がっていき最後の方では完全に世界観にはまっています。全5巻というボリュームもちょうどいいですね、話がマンネリになる前にすぱっと終わる姿勢は個人的に好きです。

さてこの作品の海外での評価はどうだったんでしょうかね? 何度も言うように余程ひどいもので無い限り海外ではサムライものは受けます。日本の漫画を読むような人は大抵日本の文化に好意的ですからね。しかしギャグというわけでもなく、ここまで独自の世界観を持った作品がどういう評価を受けるのか個人的にすごく気になります。残念ながら情報は手に入りませんでした。

ラブロマ LOVE ROMA

月刊アフタヌーンで連載されていた、とよ田みのるによるラブロマの英語版コミックです、全5巻。

ラブロマ LOVE ROMA 英語版コミック

ラブロマ 日本語オリジナル版

ラブロマ 英語版

気恥ずかしいまでに純粋で不器用な二人の恋愛を描いたラブコメディです。とよ田氏の稚拙っぽく見える絵と併せてかなり良い雰囲気を持った作品です。こういうのを “へたうま” っていうんでしょうね。あの CLAMP も何度も “かわいい” と身もだえするような感想を述べていますが、実際身もだえするくらいかわいいです。主役の少年と少女どちらも純粋でかわいらしく、”ああ、自分もこうだったなあ” と感情移入がしやすい作品となっています。アマゾンの読者評価でもほとんどが星五つをつけていますね。

誰でもこんな時代があったのでしょうね、ちょっと昔のノスタルジィに浸って身もだえするには最高の作品です。こういう作品がもうちょっと増えても良いと思います。

What’s Michael? ホワッツマイケル

モーニングで連載されていた、猫を題材にした小林まことによるWhat’s Michael?(ホワッツマイケル)の英語版コミックです。

What’s Michael? ホワッツマイケル 英語版コミック

What’s Michael? ホワッツマイケル 日本語オリジナル版

What's Michael? 英語版

ずいぶんと懐かしい作品ですね。猫を題材とした漫画は数多くありますが、初めてのヒット作といえばこのホワッツマイケルではないでしょうか。連載当時のカワイイと人気がありましたが、今あらためて考えてみるとカワイイにも色々と種類があるんだなと考えさせられます。妙に人間くさいというか、親父くさいというか、単純に可愛いという感じはしません。

ただそれだけに今みてもやはり面白く、昨今の作品にはないギャグのセンスが光ります。しかしこの作品、海外の漫画ファンはどう思ったんでしょうかね? ただでさえ日本人にとってもシュールなギャグが多いこの漫画、外人が英語で読んで笑っている姿を想像するとさらにシュールです。もちろん猫好きな人は世界共通で大勢いるとは思いますが、この作品の笑いどころはそういうのとはちょっと違うような気がします。

プラネテス PLANETES

モーニングで連載されていた幸村誠によるプラネテスの英語版コミックです。
全4巻(英語版は全5冊)。

プラネテス PLANETES 英語版コミック

プラネテス 日本語オリジナル版

プラネテス 英語版

プラネテス(PLANETES:ΠΛΑΝΗΤΕΣ)とはギリシャ語で “さまよう人” という意味の言葉で、英語の “planet / 惑星” の語源となった言葉でもあります。近未来の宇宙を舞台にスペースデブリ(宇宙に漂うゴミ)の回収業にたずさわる若者達の生活を描く物語です。宇宙へと生存圏を拡大しても相変わらずの紛争や格差をかかえる人類の問題やそこに生きる人々の生活を鮮やかな手法で切り取っています。

この作品はサンライズの製作でアニメ化もされましたが、漫画・アニメ両方とも海外で高い評価を受け、Anime News Network は2005年度におけるSFアニメ作品の最高傑作だと絶賛しました。しかし残念ながらこれらの評価はコミックの売り上げには結びつかず、セールス的はまずまずといったところだったようです。

なおこの作品の英語版の第4巻は、Part1 と Part2 の2冊に分かれています。ですから日本語版は全4巻なのにも関わらず、英語版は全部で5冊で完結となっており、少々ややこしいので注意が必要です。

逮捕しちゃうぞ You’re Under Arrest

モーニング・パーティー増刊にて連載されていた藤島康介による逮捕しちゃうぞの英語版コミックです。英訳されているのは残念ながら一部だけで、全2巻が発売されていますが原作者である藤島氏の要望で選ばれたエピソードだけを収録したベスト集みたいな感じになっています。また逮捕しちゃうぞ SECOND SEASONの北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

逮捕しちゃうぞ You’re Under Arrest 英語版コミック

逮捕しちゃうぞ 日本語オリジナル版

逮捕しちゃうぞ 英語版

婦人警官を題材としたアクションギャグコメディですね。都内の警察者の交通課に所属してミニパトを操る辻本夏実と小早川美幸の婦人警官二人組みが、カーチェイスをしたりして暴れ回ります。藤島康介氏のメカに対するこだわりも必見の作品ですね。

さてアメリカやイギリスにももちろん女性の警察官はいますが、日本とは違って制服はほとんど男女同じみたいです。もちろん制度としては男女で区別する必要はないと思いますが、創作の題材にはなりにくいでしょうね。私がアメリカの警察で最初に思い出すのは、映画ポリスアカデミーの個性的なキャラクター達です。

英語版は翻訳漫画出版大手の Dark Horse Comics から上述の通り全2巻が発売されています。

部長島耕作 Division Chief Kosaku Shima

モーニングにて連載されていた、弘兼憲史による部長島耕作のバイリンガル版コミックです。日本語と英語の両方のセリフが書かれていて、洋書初心者にやさしく読めるようにできています。バイリンガル版は全5巻です。

部長島耕作 バイリンガル版

島耕作シリーズ 日本語オリジナル版

部長島耕作 バイリンガル版

もともとは 課長島耕作 でしたね。主役である島耕作が出世をするたびに、部長島耕作 → 取締役島耕作 → 常務島耕作 → 専務島耕作と連載のタイトルを変えて現在は 社長島耕作 が連載中ですが、今のところバイリンガル版が発売されているのは 部長島耕作 と 社長島耕作 の二つだけです。

企業での活躍を描いた作品ですから、ビジネス英語を学ぶのに最適な作品だと思います。特に日本企業ならではの文化や言葉遣いを英語ではどのように表現するのか注意しながら読むと勉強になるでしょう。またこのシリーズにはちょっとアダルトな場面もありますので、そちらの英語表現を学ぶこともできると思います。

大人になってから英語を再び学ぼうとされている方の第一歩としておすすめのシリーズです。

ジパング Zipang

かわぐちかいじによる、ジパングのバイリンガル版コミックです。日本語と英語の両方のセリフが書かれていて、洋書初心者にやさしく読めるようにできています。バイリンガル版は全4巻です。

ジパング バイリンガル版

ジパング 日本語オリジナル版

ジパング バイリンガル版

自衛隊の最新鋭イージス艦が太平洋戦争真っ只中の海にタイプスリップしてしまうという歴史の if を描いた架空戦記作品ですね。この手の作品には過去に “戦国自衛隊” という半村良氏による小説がありましたが、それの現代版というかストーリーをより壮大にしたような作品です。最新鋭のイージス艦 “みらい” は太平洋戦争時において絶大な戦力を発揮しますが、補給のない孤立無援の艦が生き延びるのは不可能に近く当時の大国海軍にその支援を求めることになります。戦国時代のお侍と違って十分に科学の素養がある海軍通信参謀の草加拓海は “みらい” の存在と日本を待ち受ける未来を知る事により、その未来を変えようと画策し始めます。

残念ながら上記のようにバイリンガル版は4巻までしか発売されていないので、その物語のほんの序盤までしか読むことはできません。それでも英語学習用としては十分な効果が期待できますので、繰り返し何度も読んで英語力を鍛えてください。妙に軍事関連の英語に詳しくなってしまうかも知れませんが、自分の好みに合わせてボキャブラリーを増やしていった方が結果として飽きることなく続けられると思います。

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