少年漫画・その他」カテゴリーアーカイブ

死に至る病 Sickness Unto Death

ヤングアニマルにて連載されていた、原作:朝田光・作画:瀬口たかひろによる死に至る病の英語版コミックです。全2巻。

死に至る病 Sickness Unto Death 英語版コミック

死に至る病 日本語オリジナル版

死に至る病 英語版

臨床心理士を目指して大学に入学したばかりの主人公は、街角でとある不思議な少女と出会う。彼女の名は「有賀えみる」、主人公の下宿先の洋館に住むお嬢様だった。彼女の看病をするというのが下宿の条件であったのだが、えみるの病気は「絶望」という名の死に至る病なのであった…という感じの作品です。ちなみにタイトルの「死に至る病」というのはデンマークの哲学者・キルケゴールの有名な本のタイトルから取られており、英語版のタイトルもそれに倣っています(ただし定冠詞の “the” がつくのが普通)。

英語版は北米の翻訳漫画出版社の Vertical より第1巻がすでに発売しており、第2巻は11月19日の発売予定となっています。全2巻という事で英語版漫画に初めて挑戦する方でも読みやすいかと思われます。

探偵犬シャードック Sherlock Bones

週刊少年マガジンにて連載されていた、原作:安童夕馬・作画:佐藤友生による探偵犬シャードックの英語版コミックです。

探偵犬シャードック Sherlock Bones 英語版コミック

探偵犬シャードック 日本語オリジナル版

探偵犬シャードック 英語版

倫敦学園新聞部に所属する犬好きの高校生・輪島尊(わじまたける)は、新しい家族の一員として迎えるために保健所から犬を引き取ったのだが、この犬・シャードックは実はかの名探偵シャーロックホームズの魂を宿していた。人並み以上の頭脳を持ちながら言葉の話せぬ犬であるシャードックの心の声を聴くことができるのは尊だけ。こうして名探偵の助手として指名された尊はシャードックとともに数々の事件の謎解きに挑戦する…という感じの作品です。

英語版は講談社の北米子会社の Kodansha Comics より第1巻がすでに発売中です。その後も第2巻が11月19日に、第3巻が2014年の1月14日と、およそ2か月に1巻のペースで発売される予定となっています。推理ものは正確な英文読解力が必要になりますので、比較的難しい部類に入るかと思いますが、これを機に英語版の読破に挑戦されてはいかがでしょうか。

JUDGE ジャッジ

月刊少年ガンガンにて連載された、外海良基によるJUDGE(ジャッジ)の英語版コミックです。全6巻。前作にあたるDoubt(ダウト)およびSECRET(シークレット)の英語版コミックもあります。

JUDGE ジャッジ 英語版コミック

JUDGE 日本語オリジナル版

JUDGE 英語版

前作、Doubt同様にデスゲームに巻き込まれた人々のドラマを描いたスリラー作品。参加者は全員動物のマスクで顔を隠した状態で、自分が生き残るために、誰かを生贄に捧げなければならない。犠牲者は多数決で選ばれ、残り4人になるまでゲームは続けられる。犠牲者を選ぶ投票には以下のルールが存在する。

・12時間毎に殺す人間一人を決めて投票すること。JUDGEが成立するとまた12時間後に投票する。
・投票時に生存者全員が揃っていなければ、参加者全員が死ぬ。

英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の Yen Press より第1巻が本日8月20日に発売されました。その後、第2巻が11月19日、第3巻が2014年の2月18日の発売予定となっています。この手の作品はルール説明や状況説明などで少々難しい英語が使われたりもしますが、全6巻というボリューム感はちょうど良いので高校~大学生くらいの英語力がある方にはおすすめかも知れません。

マギ Magi: The Labyrinth of Magic

週刊少年サンデーにて連載中の、大高忍によるマギの英語版コミックです。

マギ Magi: The Labyrinth of Magic 英語版コミック

マギ 日本語オリジナル版

マギ 英語版

千夜一夜物語(アラビアンナイト)をモチーフにした王道的ファンタジー冒険活劇。巨大なジンが宿る笛を持ち、自身も不思議な力を持つ謎の少年「アラジン」が、ジンが宿る他の金属器を求めて旅をする過程で出会う人々や出来事を描く物語です。

英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の VIZ Media より現在第16巻まで発売中で、第17巻が2016年4月12日、第18巻が2016年6月14日、第19巻が2016年8月9日といった具合におよそ2か月に1巻のペースで発売する予定になっています。マギのファンの方はこれを機会に英語版で英語学習に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

狼の口 ~ヴォルフスムント~ Wolfsmund

エンターブレインの漫画雑誌 ハルタ(旧:Fellows!)にて不定期連載中の、久慈光久による狼の口 ~ヴォルフスムント~の英語版コミックです。

狼の口 ~ヴォルフスムント~ Wolfsmund 英語版コミック

狼の口 ~ヴォルフスムント~ 日本語オリジナル版

狼の口 ~ヴォルフスムント~ 英語版

中世ヨーロッパのアルプス、ドイツとイタリアを結ぶ交易の要衝であるザンクト・ゴットハルト峠はそこで暮らす人々に大きな利益をもたらしていた。ウーリ、シュヴァイツ、ウンターヴァルデンの三つの自治国(後のスイス連邦)は、外敵から自分たちの権益を守るために同盟を結んだが、峠の権益を狙うオーストリア公ハプスブルク家によって占領され、峠には堅牢な砦からなる関所が設けられて地元の人々は圧政のもとに不自由な生活を強いられる事となる。彼らはその砦を怨嗟を込めて「狼の口 (ヴォルフスムント)」と呼んだ… という感じのお話です。スイスの独立抵抗運動を題材にした作品で、伝説上の建国の英雄・ヴィルヘルム・テル (ウィリアム・テル)も登場します。

英語版は北米の翻訳漫画出版社 Vertical より第1巻が7月2日に発売されました。その後、第2巻が10月29日に、第3巻が2014年1月14日に発売予定となっています。この機会にこの作品の英語版を買い揃えて英語学習に役立てられてはいかがでしょうか。

これはゾンビですか? Is This a Zombie?

木村心一同名のライトノベル作品を、さっちによる作画で漫画化したこれはゾンビですか?の英語版コミックです。日本語オリジナル版は月刊ドラゴンエイジにて連載中。また これはゾンビですか?の北米版アニメDVD もあります。

これはゾンビですか? Is This a Zombie? 英語版コミック

これはゾンビですか? 日本語オリジナル版

これはゾンビですか? 英語版

地味で普通の男子高校生であった相川歩は、ある夜連続一家殺人事件に巻き込まれて殺されてしまうが、その直前に出会ったネクロマンサーの少女・ユーカの力によってゾンビとして蘇生される。それどころか魔法の国からメガロ狩りにやってきたハルナからは魔装少女に任命された上、吸血忍者のセラフィムまでもが歩の家に居つく事になり…という感じの作品です。アニメ化もされたのでそちらで知っているという方も多いでしょうね。

英語版は北米の翻訳漫画出版大手の Yen Press から第3巻まで発売されており、第4巻が2013年4月23日、第5巻が2013年7月23日、第6巻が2013年10月29日の発売予定となっています。この作品のファンの方はこれを機に英語版を買い集めて英語学習に役立ててはいかがでしょうか。

げんしけん 二代目 Genshiken: Second Season

月刊アフタヌーンにて連載中の、木尾士目によるげんしけん 二代目の英語版コミックです。また前作であるげんしけんの英語版もあります。

げんしけん 二代目 Genshiken: Second Season 英語版コミック

げんしけん 二代目 日本語オリジナル版

げんしけん 二代目 英語版

げんしけん 二代目の英語版は講談社の北米子会社である Kodansha Comics より第1巻が既に発売され、第2巻が2013年3月19日、第3巻が2013年9月17日の発売予定となっています。だいたい半年に1巻というペースですかね? ちょっとゆっくり目な気もしますがこの作品のファンの方はこれを機に英語版を買い揃えてはいかがでしょうか。

また上述の通り、前作であるげんしけんの英語版もありますので、こちらもあわせてどうぞ。

ちなみに日本語オリジナル版だと 「げんしけん 二代目の壱 (10)」という様に、単行本の巻数が前作の げんしけん (全9巻)からの続きで第10巻から始まりますが、英語版だと第1巻からとなっていますので注意してください。というか個人的には英語版の方が解りやすいと思います。

ネギほ(幼)文 Negiho

赤松健による漫画・魔法先生ネギま!のスピンオフ、ネギほ(幼)文の英語版コミックです。作画は YUI、全1巻、別冊少年マガジンにて連載。

ネギほ(幼)文 Negiho 英語版コミック

ネギほ(幼)文 日本語オリジナル版

ネギほ(幼)文 英語版

ここでは魔法先生ネギま!についての説明はしませんが、簡単に言えばネギまの作品の舞台を幼稚園に移してヒロイン達を幼稚園児へと変更したパラレルワールド作品です。本編でもかわいらしかったヒロイン達が、より一層かわいく描かれていますのでネギまのファンの方なら楽しめるでしょう。

英語版は講談社の北米子会社の Kodansha Comics より2013年4月16日の発売予定となっています。全1巻という事でお試しに買うにはちょうど良いものの英語学習用には少し短いので、魔法先生ネギま!の本編の英語版と一緒に買うと良いでしょう。

ゼロの使い魔 Zero’s Familiar

アニメ化もされ大人気を博したヤマグチノボルの同名のライトノベルを、望月奈々の作画で漫画化したゼロの使い魔の英語版コミックです。またゼロの使い魔の北米版アニメブルーレイもあります(※国コード規制に注意)。

ゼロの使い魔 Zero’s Familiar 英語版コミック

ゼロの使い魔 日本語オリジナル版

ゼロの使い魔 英語版

ゼロの使い魔の英語版ですが、実はずっと以前に北米の翻訳出版社の Seven Seas が 2007年に原作ライトノベルのライセンスを取得して英語版が発売される予定になっていましたが、残念ながらそのまま発売されずにキャンセルとなってしまっていました。本当に残念ですが仕方がありません。

しかしこの度、同じ Seven Seas が漫画版のライセンスを再び取得して、オムニバス版として発売する事が決定しました。現在日本語版の第1巻から第3巻までを収録した英語版第1巻が2013年5月7日に、第4巻から第5巻までを収録した第2巻が9月3日の発売予定となっています。おそらく年末年始あたりに第6巻から第7巻までを収録した第3巻が発売されて、全3巻という構成となるでしょう。

オムニバス版は1冊の値段は少し高めですが全巻そろえる場合にはお買い得ですから、ゼロの使い魔のファンの方はこれを機に英語版の漫画を買われてはいかがでしょうか。お子さんやお友達へのプレゼントとしてもちょうど良いかと思います。

Doubt ダウト

月刊少年ガンガンにて連載中の、外海良基によるDoubt(ダウト)の英語版コミックです。次作にあたるJUDGE(ジャッジ)およびSECRET(シークレット)の英語版コミックもあります。

Doubt ダウト 英語版コミック

Doubt 日本語オリジナル版

Doubt ダウト 英語版

ウサギの中に紛れ込んだ嘘つきオオカミを探し出すゲーム「ラビット・ダウト」、プレイヤーは自分達の中に紛れ込んだ嘘つきオオカミを探し当てなれなければ一人づオオカミに殺されてしまう。ある日、主人公の少年・相川裕は、見知らぬ密室で目を覚まし、現実となったラビット・ダウトのゲームに巻き込まれる事となる…という感じの作品です。

英語版は北米の翻訳漫画出版大手の Yen Press より第1巻が2013年4月23日に、第2巻が7月23日の発売予定となっています。特に商品説明には書いてありませんが、英語版1巻(約400ページ)で日本語オリジナル版の2巻分のボリュームがあるので、英語版は全2巻で日本語版の全4巻と同じ内容を収録していると思われます。その分、1冊の値段は少し高いですが結果としてお買い得となっていますので、これを機にこの作品の英語版を買い揃えてはいかがでしょうか。