エンターブレインの漫画雑誌 ハルタ(旧:Fellows!)にて不定期連載中の、久慈光久による狼の口 ~ヴォルフスムント~の英語版コミックです。
狼の口 ~ヴォルフスムント~ Wolfsmund 英語版コミック
中世ヨーロッパのアルプス、ドイツとイタリアを結ぶ交易の要衝であるザンクト・ゴットハルト峠はそこで暮らす人々に大きな利益をもたらしていた。ウーリ、シュヴァイツ、ウンターヴァルデンの三つの自治国(後のスイス連邦)は、外敵から自分たちの権益を守るために同盟を結んだが、峠の権益を狙うオーストリア公ハプスブルク家によって占領され、峠には堅牢な砦からなる関所が設けられて地元の人々は圧政のもとに不自由な生活を強いられる事となる。彼らはその砦を怨嗟を込めて「狼の口 (ヴォルフスムント)」と呼んだ… という感じのお話です。スイスの独立抵抗運動を題材にした作品で、伝説上の建国の英雄・ヴィルヘルム・テル (ウィリアム・テル)も登場します。
英語版は北米の翻訳漫画出版社 Vertical より第1巻が7月2日に発売されました。その後、第2巻が10月29日に、第3巻が2014年1月14日に発売予定となっています。この機会にこの作品の英語版を買い揃えて英語学習に役立てられてはいかがでしょうか。