週刊少年サンデーで連載されてた、安西信行による烈火の炎の英語版コミックです、全33巻。
ジャンプならともかく、サンデーでは珍しいバトル漫画ですね。炎を生み出す能力を持つ烈火をはじめ、さまざまな能力の仲間達と共にバトルトーナメントを戦っていきます。まあ人によってはまんまジャンプのバトル漫画じゃないかと思うでしょうが、実際そういう部分はあると思います。おそらく作者も編集サイドも意識的にやってたんじゃないでしょうかね。単行本の累計発行部数は2500万部を超えておりセールスでもジャンプのヒット作の水準に達しているという事で、特にサンデー編集部の「うちでもやろうと思えばできるんだよ」なんて声が聞こえてきそうな感じがします。
ちなみにジャンプのバトル漫画でよく比較されるのが幽遊白書ですが海外の人から見ても両者は類似点が多いようで、批評家の Jason Thompson はこの作品を「洗練された、よりよく話の練られた、幽遊白書だ」と表現しています。…これってどちらの作品のファンからも怒られそうですね。私が言ったんじゃないですよ。