月刊コミックブレイドにて連載されていた、藤野もやむによるはこぶね白書の英語版コミックです。全7巻。
英語版の完全なタイトルは “Animal Academy: Hakobune Hakusho” です。これはこの作品が「化け動物が人間社会へ行くための学校、化アニマル(ばけあにまる)専門学校」を舞台にしているからですね。いいですねこういうお馬鹿な設定、嫌いじゃないですよ。
そういえば日本やアジアには昔から人間の姿に化ける動物の話が伝わっていますが、ヨーロッパを始めとする西洋にはそういう話って無いんですかね? ちょっと考えてみただけだと人間に化ける動物の話は思い当たりませんが、キリスト教の「人間は神に似せて作られた」という教えかなんかで人間に化けるのはタブーになってるんでしょうか。でも悪魔が人間の姿で人を騙すってのはありそうですね。あるいは狼男やミノタウロスのように半獣半人という怪物はいますが、これは人間に化けるのとはちょっと違いますね。
話がだいぶ脱線しましたが、海外の人達が「動物が人間に化ける」という設定をどう受け取っているのか少し気になる所です。