別冊少年マガジンにて連載中の、雷句誠によるどうぶつの国の英語版コミックです。
動物たちが暮らす強い者が弱い者を食べて生きる過酷な弱肉強食の惑星「どうぶつの国」の住人、タヌキのモノコは川で魚を獲っている時にとても珍しい、どんな鳴き声の動物とでも会話することができる「ヒト」の赤ん坊・タロウザを拾う。両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちだったモノコは、母親としてこのヒトを育てることにする。こうしてどうぶつの国では異質の存在であるヒトと動物の共同生活が始まるのだった…という感じの作品です。
英語版は講談社の北米子会社、Kodansha Comics から順調に発売されています。いまのところ第4巻までリリースされていますが、その後も日本語オリジナル版の単行本リリースにあわせておおよそ4ヶ月に1巻のペースで発売されていくようです。どうぶつの国といっても可愛いだけじゃない、割とシリアスな面もあるこの作品。中高生くらいの英語学習用としては結構良いのではないでしょうか。