月刊少年チャンピオンで連載中の、みなもと悠による明日のよいち!の英語版コミックです。
“サムライハーレム” とは、この英語タイトルを考えた人は天才じゃないでしょうか。”明日のよいち!” という日本語タイトルは、那須与一という歴史上の人物の名前を知らないと何のひっかかりも無いですから、あえて作品内容そのまんまの英語を使用したのは英断だと思います。この作品の熱心なファンの方は怒るかも知れませんが、海外の読者をひきつけるという意味においては最高のタイトルだと思います。海外の人たちが大好きな “サムライ”、そして日本漫画の特色のひとつである “ハーレム状態”、これら二つの融合はかなりの破壊力を持っています。
さて肝心の海外での反応ですが、残念ながら過剰なお色気シーンに対して結構辛辣な批判をされています。中にはそういうシーンは別としてラブコメディとして優れた漫画だと評価する人もいたみたいですが、この手の批判がでるのはある意味仕方がないでしょう。それでも単行本はそこそこ売り上げているみたいなので、本当はこういう作品が好きな人が多いんでしょうね。日本と変わりありません。