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るーみっくわーるど Rumic World Trilogy

次々にヒット作を生み出す漫画界の鬼才、高橋留美子の短編集るーみっくわーるどの英語版コミックです。

るーみっくわーるど Rumic World Trilogy 英語版コミック

るーみっくわーるど 日本語オリジナル版

るーみっくわーるど 英語版

高橋留美子氏の作品も持つ独特の世界観を “るーみっくわーるど” と読んだりもしますが、ここではるーみっくわーるど短編集の「炎トリッパー」、「ザ・超女」、「笑う標的」の三部作について紹介しています。英語版のタイトルも解りやすく “Rumic World Trilogy” となっていますね。

作品についてはここで説明する必要はあまりないでしょう。高橋氏の英語版コミックを買おうとする方は氏の大ファンであるに違いないのですから。

全3巻ということで英語版コミックとしてはちょうどよいボリュームで、しかも短編集ですから気軽に読むことができます。もともとの作品のすばらしさに加えて、私としては非常におすすめの作品だと思います。日本語版と併せて購入して永久保存版にしてください。

タキシード銀 Tuxedo Gin

週刊少年サンデーで連載されていた、松浦聡彦によるタキシード銀の英語版コミックです、全15巻。

タキシード銀 Tuxedo Gin 英語版コミック

タキシード銀 日本語オリジナル版

タキシード銀 英語版

不慮の事故で浮遊霊となってしまった高校生プロボクサーの草薙銀次は、霊界の規則で動物に転生することになった。どうせ転生するなら一目ぼれの相手である佐世保美奈子が好きだというペンギンに生まれ変わろうということで、人生ならぬペンギン生を生きることになった銀次は水族館を抜け出して、美奈子のペットとして飼われることになる。といった感じのお話ですね。

この手の動物などに魂が乗り移る話は昔から多いですが、犬や猫でなくペンギンというのがこの作品の面白いところでしょう。海外での評価ですが、お話の設定やプロットは面白いと評価されながらも、キャラクターデザインの質については批判も受けたようです。

全15巻ということで英語で読むには結構なボリュームがありますが、手始めに1、2冊購入してみていけそうならば順に続きを買い足すという方法でやればいつのまにか全巻読破も可能でしょう。15冊も読めばかなりの英語力がついていると思います。

天使な小生意気 Cheeky Angel

週刊少年サンデーで連載されていた、西森博之による天使な小生意気の英語版コミックです。全20巻。

天使な小生意気 Cheeky Angel 英語版コミック

天使な小生意気 日本語オリジナル版

天使な小生意気 英語版

魔法使いの老人を助けてもらった本から現れた悪魔に、「男の中の男にしてくれ」と頼んだら「女の中の女」にされてしまったという性転換ものギャグコメディです。もはやひとつのジャンルといって良いくらいに類似作品があふれかえる性転換を扱った作品ですが、王道はやはり本人が望まずに女性あるは男性になってしまい、本来の性別にこだわって元に戻ろうとする今作のような作品でしょうか。

そんな王道的性転換ものであるこの作品ですが、主人公の男性観はあまりにも偏っている(あるいは古風である)のでそこが面白いのかも知れません。またその結果この手の作品にありがちな萌え要素を強調することもなく、自然なギャグ作品として読むことができます。全20巻というボリュームは英語で読むにはかなりのボリュームですが、あえて全巻読破を達成すれば「男の中の男」かも知れませんね。単なるこじつけですが。

おろち Orochi

週刊少年サンデーで連載されていた楳図かずおによるホラー漫画の傑作、おろちの英語版コミックです。英語版には映画化もされた名作エピソードである「血」が収録されています。

おろち Orochi 英語版コミック

おろち 日本語オリジナル版

おろち 英語版

不老不死、念動力、精神感応、呪術など不思議な能力を持つ謎の少女おろちが、悲壮な運命に翻弄される人々の人生を傍観したり深く関わったりします。

「血」はおろちの最終話にしてクライマックス当たる大作ですが、この作品を十分に楽しむためには日本語オリジナル版で他のエピソードも読んだ方が良いかも知れませんね。

映画版おろちも名作ですので日本ホラーが好きな人はごらんになってください。
監督:鶴田法男 脚本:高橋洋 配給:東映 上映時間:107分
キャスト:門前一草・門前葵:木村佳乃 門前理沙:中越典子 おろち(佳子):谷村美月

ショートプログラム Short Program

タッチやみゆきでおなじみのあだち充による短編集、ショートプログラムの英語版コミックです。

ショートプログラム Short Program 英語版コミック

ショートプログラム 日本語オリジナル版

ショートプログラム 英語版

あだち充の描く少女を恋人の理想像にしていた人も多いのではないでしょうか。特にタッチの朝倉南が理想だという人は私の同世代には結構いました。

さてそんなあだち充の短編集ですが英語版に収録されている作品が日本語版と同じかどうかはちょっと確認できませんでした。さらに日本語版の方も新装版が出ているみたいで、そのどちらを英語訳しているのだか解りません。個人的には短編ならではのあだちワールドを日本語版でもよいので是非読んでもらいたいものです。

おそらくは新装版ではない方の日本語版の各巻の収録作品の一覧を見つけましたので、以下にまとめておきます。

ショートプログラム1

  • 近況
  • 交差点前
  • ショートプログラム
  • テイク・オフ
  • チェンジ
  • プラス1
  • むらさき
  • なにがなんだか(前編)
  • なにがなんだか(後編)

ショートプログラム2

  • 春が来る前に
  • 若葉マーク
  • 途中下車
  • 5×4P (お茶をにごす、おかわりいかがですか、ちょっとお客さん、クリームソーダ、立つ鳥 お茶をにごす)
  • 震度4
  • エースをつぶせ!
  • スプリング・コール
  • ゆく春
  • 帰り道
  • さよならゲーム

ショートプログラム3

  • 下駄とダイヤモンド
  • どこ吹く風
  • 天使のハンマー
  • メモリーオフ(前編)
  • 白い夏
  • 四角い海
  • アイドルA(第1話)
  • 逃げた神様
  • ショートメール

ショートプログラム ガールズタイプ

  • 居候よりひとこと
  • 続・居候よりひとこと
  • 居候はつらいよ
  • 恋人宣言
  • SEASON
  • エースふたり
  • 気まぐれパンチ

機動警察パトレイバー Mobile Police Patlabor

少年サイデーで連載されていた、ゆうきまさみによる、機動警察パトレイバーの英語版コミックです。全22巻。また機動警察パトレイバーの北米版アニメブルーレイもあります。

機動警察パトレイバー Mobile Police Patlabor 英語版コミック

機動警察パトレイバー 日本語オリジナル版

機動警察パトレイバー 英語版

パトレイバー(Patlabor)とは patrol と labor を組み合わせて作られた造語ですね。建設作業などに人型のロボットが日常的に利用されるようになった近未来の日本では、それらの作業用ロボット(レイバー)を使用したレイバー犯罪が多発するようになっていた。そして日本警視庁はレイバー犯罪に対抗するために対レイバー用の特殊部隊である警視庁警備部特科車両二課を新設、それが通称パトレイバーと呼ばれ、物語はそこに所属する隊員たちを中心に描かれています。個人的には漫画版より押井守監督によるアニメ版の方が好きですね。

さて肝心の英語版コミックですが、残念ながら2巻までリリースされたところでその後の企画が中止となってしまいました。理由は解りませんが、おそらく今後も続きがリリースされることはないでしょう。

その代わりと言ってはなんですが、機動警察パトレイバーの北米版アニメブルーレイには英語音声も入っています。パトレイバーは難しい用語も多く早口のセリフも多いので少々レベルが高いほうだと思いますが、何度も繰り返しみることによって英語リスニング力の向上に役立つことでしょう。

金色のガッシュ!! Zatch Bell!

少年サンデーで連載されていた、雷句誠による金色のガッシュ!!(こんじきのガッシュ)の英語版コミックです、全33巻。

金色のガッシュ!! Zatch Bell! 英語版コミック

金色のガッシュ!! 日本語オリジナル版

金色のガッシュ!! 英語版

高嶺清麿はMITの論文をもたやすく理解するほどの頭脳の持ち主だが、クラスになじめず不登校を繰り返す毎日を送っていた。そんな清麿の家にある日ガッシュ・ベルと名乗る少年がやってきて清麿の父親に清麿の友達になってくれと頼まれたのだと言う。実はガッシュ・ベルは魔物の王座をかけて戦う魔物の子供だったのである…という感じの物語です。

英語版でガッシュの名前が Zatch となっているのは、”ガッシュ” という発音が英単語の gash(切り傷、溝、スラングで女性器)という語を連想させるからでしょうね。さすがに子供向け作品でこれはまずいでしょう。

日本語オリジナル版は全33巻ですが、こんど文庫版が全16巻でリリースされる予定みたいです。また英語版は28巻まで発売したところでリリースが止まってしまい、29巻以降は発売されていません。

うえきの法則 The Law of Ueki

サンデーで連載されていた、福地翼によるうえきの法則の英語版コミックです、全16巻。

うえきの法則 The Law of Ueki 英語版コミック

うえきの法則 日本語オリジナル版

うえきの法則 英語版

天界に住む人々が次代の神の座を巡って下界に住む中学生達に特殊な能力を授け、中学生達がその能力を使って代理バトルをするというバトル漫画ですね。最近では主人公の使役する何者かが代理バトルを行う作品が多いですが、より上位の存在の代理となってバトルをするという作品は珍しいような気がします。なお主人公である植木耕助が授かった能力は「ゴミを木に変える能力」です。

なおこの作品のタイトルでも解るように「~の法則」あるいは「~の法律」という表現は英語で “The Law of ~” と言います。法則も法律も同じ law である所が日本人にはややこしいですかね。

全16巻ということでちょっと長めの作品ですが、テンポが良いのでそれほど長いとは感じずに読めると思います。それぞれのキャラクターの持つ特殊能力の説明がどんな英語で表現されているか注意しながら読むと良いでしょう。

天才バカボン The Genius Bakabon

赤塚不二夫によるギャグ漫画、天才バカボンのバイリンガル版コミックです。日本語と英語の両方のセリフが書かれていて、洋書初心者にやさしく読めるようにできています。バイリンガル版は全3巻です。

天才バカボン バイリンガル版

天才バカボン 日本語オリジナル版

天才バカボン バイリンガル版

いうまでも無くナンセンスギャグ漫画の最高傑作のひとつだと思います。”天才バカボン” というタイトルの由来には色々な説があるみたいですが、今考えてみるとすごく納得させられるタイトルではないでしょうか。天才的なバカ、大人になって多少頭でっかちになってしまった自分にとっては羨望の気持ちさえ起きてきます。

さてそんな天才的なバカが大勢登場するこの作品のセリフは、常識では考えられない表現がかなりたくさんあります。そういう意味においてこの作品を読む事が英語学習になるのかならないのか解りませんが、それらのセリフが英語ではどうのように表現されているのか個人的にとても興味があります。こういう作品の翻訳が一番難しいのではないでしょうかね。作品の面白さを損なわずに、なおかつできるだけ忠実に翻訳する。しかも作品自体がナンセンスなのですから、こんなに高度に言語能力が要求される翻訳もあまりないでしょう。バイリンガル版は全3巻ですが、おそらくこのくらいが限界だったのかも知れませんね。

ブラック・ラグーン Black Lagoon

月刊サンデージェネックスにて連載中の広江礼威によるブラック・ラグーンの英語版コミックです。また英語リスニング力を強化したい方には、ブラック・ラグーンの北米版アニメブルーレイもあります。

ブラック・ラグーン Black Lagoon 英語版コミック

ブラック・ラグーン 日本語オリジナル版

ブラックラグーン 英語版

タイにある架空の犯罪都市・ロアナプラを舞台に荒事を引き受ける運び屋のラグーン商会。そこに何故か加わることになった日本の商社マンのロックこと岡島緑郎は、二挺拳銃を操る中華系アメリカ人のレヴィ、屈強な体つきでインテリの黒人のダッチ、ユダヤ系で天才的ハッカーのベニーと共に非日常的な日常を送るのだった…といった感じのハードボイルドガンアクションです。

主な舞台はタイの犯罪都市となっていますが、なんとなく昔の西部劇にチャンバラ映画やスパイ映画の要素をごちゃまぜにした独特の世界観が面白い作品です。悪くいえば古臭い、でもそこが逆に新しい感じがして、これまでの日本漫画にはあまりない雰囲気をかもし出していますね。

そんな作品ですから、英語で読むとより作品の雰囲気が増して楽しめます。いまのところ発売されているのは9巻までですから、ぜひ英語で全巻揃えて読破してもらいたいものです。

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