タグ別アーカイブ: シリウス

乱飛乱外 Ninja Girls

月刊少年シリウスにて連載されていた、田中ほさなによる乱飛乱外(らっぴらんがい)の英語版コミックです。全9巻。

乱飛乱外 Ninja Girls 英語版コミック

乱飛乱外 日本語オリジナル版

乱飛乱外 英語版

戦国時代、額に角があるために「鬼っ子」と呼ばれ村人たちから疎まれて孤独な人生を送ってきた雷蔵は、ある日川で溺れていた少女・かがりを助ける。彼女の親しくなるのも束の間、雷蔵はかがりを求めてやってきた追っ手との闘いに巻き込まれる。実は彼女は刀家に使える忍者で、雷蔵こそが刀家の血を継ぐただ一人の嫡子だったのだ。こうして突然武家を継ぐものとしての宿命を負わされた雷蔵の元に、刀家のお家再興を目指すくノ一が集まり始めるのであった…という感じの作品です。なんでしょう、こうして文字だけで読むとものすごく北米で人気がでちゃいそうな設定ですね。ギャグ要素とお色気要素を自粛した上でタランティーノ監督あたりに映画化して欲しいような気がします。

さて英語版ですが、講談社の北米子会社 Kodansha Comics より全9巻がすでに発売済みとなっています。またキンドル版の購入もできるみたいですので、そちらを買われても良いかと思います。

アメフラシ Amefurashi

月刊少年シリウスにて連載されていた、鈴見敦によるアメフラシの英語版コミックです。全2巻。

アメフラシ Amefurashi 英語版コミック

アメフラシ 日本語オリジナル版

アメフラシ 英語版

英語版の正式なタイトルは “Amefurashi: The Rain Goddess” ですかね。砂漠に埋もれる田舎町には雨を降らせて枯れた大地を潤す神様・アメフラシ様が宿ると言われる雨霊の樹というのがあった。アメフラシ様は雨を降らせる替わりに地上の民に供物を要求するのだが、「人形が欲しい」という要求に人形作りの少年・ギミィは雨乞いのための人形を作ることになる。しかし一生懸命つくり過ぎて人形を期限まで完成させる事ができず、苦肉の策として弟たちに人形のフリをさせてアメフラシ様のもとへ行く。するとそこにはムチを持ってふりまわす不思議な少女が居た…という感じのファンタジー作品ですね。

全2巻ということで特に難しいこともなく読めると思います。ストーリーも難しいこともありませんし、難しい英語表現もありません。そういうわけで英語版漫画を初めて読むという方にはちょうど良い作品ではないでしょうか。逆にある程度英語力がある方にはものたりないかも知れません。

メイド戦記 Maid War Chronicle

月刊少年シリウスで連載中の、RANによるメイド戦記の英語版コミックです。

メイド戦記 Maid War Chronicle 英語版コミック

メイド戦記 日本語オリジナル版

メイド戦記 英語版

メイド戦記のファンの方には申し訳ないですが、日本でもあまり知られていない漫画作品が英訳されて出版されているという事実に毎度のことならが驚かされます。

ただ値段が少々高いことと、リリースのペースが遅い事はいつも残念に思っています。この作品も日本では2010年の時点で7巻まで発刊されているのに、英語版は2巻までしか発刊されていません。あまり売れ行きがよくなかったからなのか、そのまま続刊が発売されなくなってしまった作品も結構あります。

まあ英語版コミックを出版している出版社にとっては、オリジナルを作っている日本の出版社にくらべて手間もかかっていませんし、儲けがでなかったらやめてしまえばいいという感覚なのかも知れません。日本の出版社でも作品の人気がでなければさっさと打ち切りにしてしまうところがありますので、海外の出版社だけを非難する事はできないかも知れません。ただこういう商売の仕方が海外のファンや読者にどういう風に思われているのか興味があるところです。

四季使い Shiki Tsukai

月刊少年シリウスで連載中の、原作 是空とおる・作画 たかなぎ優名による四季使いの英語版コミックです。

四季使い Shiki Tsukai 英語版コミック

四季使い 日本語オリジナル版

四季使い 英語版

“四季使い” とはまた耳慣れぬ感じがする言葉ですが、文字通り四季の力を操る術者の事です。そして大抵の術者は春・夏・秋・冬いずれかの季節の力を使う事ができるのですが、主人公の少年アキラだけは全ての季節の力を使える “森羅” と呼ばれる能力を使う事ができ、その力の源である “森羅万象の四季符” を巡って戦いが繰り広げられる事になります。

とまあはっきりとした四季がある日本だからこそこの世界観にのめり込む事ができますが、四季が顕著ではっきりと区別できるのは、中緯度にあってかつ気団の勢力変化が大きい地域に限定されますので、この地球上では日本ほど四季が綺麗にそろっている地域の方が珍しいですね。

別に私はそのことでこの作品を悪く言いたいのではなく、海外の人達にとっては日本の四季に対する憧憬を呼び起こすのではないかと思うのです。雪の降らない地域に住む人達は日本に降る雪に憧れを抱くでしょうし、その他の季節の日本の風物詩にもなんらかの憧憬を抱く事は間違いないと思います。そうやって日本の四季を実際に見てみたいという方が増えたら良いと思います。何も漫画が好きで日本が好きになったからと言って、秋葉原や萌え文化にしか興味を抱かないわけでも無いと思うのです。

Aventura アヴェンテューラ

月刊少年シリウスで人気連載中の翠川しんによるAventura(アヴェンテューラ)の英語版コミックです。

Aventura アヴェンテューラ 英語版コミック

Aventura 日本語オリジナル版

Aventura 英語版

魔法を学ぶ学校という設定、これだけでもう映画で有名なイギリスの某有名児童文学と比較されてしまうのはある意味宿命でしょうか。私も某作品は原書で全作読んでますのでついイメージがそっちへ行ってしまいます。

しかしある意味ファンタジーの正統派に属するであろう某作品と違って、日本のファンタジー作品ならではの設定と世界観がこの作品にはあります。どちらの世界観により引き込まれるかはそれこそ人それぞれですね。本来どちらも比較的若い世代向けの作品であるのにも関わらず、某作品の方は国内では私を含めた大人世代の方に人気があるような気がします。こういう事言うと怒られるかも知れませんが、某作品の主人公って生い立ちのせいもあってちょっと根暗ですもんね。日本ではもっと明るくて前向きな主人公が好まれるという事なんでしょうか。

龍眼 -ドラゴンアイ- Dragon Eye

月刊少年シリウスで連載中の藤山海里による、龍眼 -ドラゴンアイ-の英語版コミックです。

龍眼 -ドラゴンアイ- Dragon Eye 英語版コミック

龍眼 -ドラゴンアイ- 日本語オリジナル版

龍眼 -ドラゴンアイ- 英語版

シリウスならではというか、王道的少年ファンタジー漫画という感じですね。こういう作品がまだ創られるという事は嬉しく思います。絵柄も今の少年誌の主流とはちょっと違いますが、なんとなく昔っぽいというか逆に新しいというか良い感じだと思います。

この作品も2008年5月号から長期休載となっていますね。ジャンプのように簡単に打ち切りになるのも問題だと思いますが、安易に休載をされるのもどうかと思いますね。もちろんこの作品の事を言ってるのではなく、漫画誌全体の傾向の話です。ファンとしては打ち切りになるよりは、いずれ連載が再開される事に期待をつなぎたいものです。しかし好きで読んでいた作品が、あれも休載これも休載という事が続くと、雑誌や単行本購入のモチベーションそのものが下がります。病気療養などのやむを得ない事情や、スケジュール的に厳しい週刊誌で1ヶ月程度作者の休息を含めて取材や構想を練るために休みを取るというのは理解できますが、月刊誌で何年も休載するのは勘弁してもらいたいです。

はりだま退魔塾 Haridama Magic Cram School

月刊少年シリウスで連載されていた、鈴見敦によるはりだま退魔塾の英語版コミックです、全1巻なので英語版コミック入門用に最適だと思います。

はりだま退魔塾 Haridama Magic Cram School 英語版コミック

はりだま退魔塾 日本語オリジナル版

はりだま退魔塾 英語版

上でも言いましたが、全1巻というボリュームはちょっと英語版コミックを買ってみようかというにはちょうど良いと思います。何十巻もある長編漫画の英語版をいきなり揃える人というチャレンジャーも時にはいらっしゃいますが、もし途中で挫折したら結構な金額が無駄になってしまいます。ですから全1巻~5巻程度のコミックを試しに買ってみて、ある程度は面白く読める事を確認してから長編漫画にトライした方が良いと私は思っています。

全1巻の作品で英語版がでている作品はあまり多くはありませんが、右上の検索ボックスに “全1巻” や “全2巻” などとお好みの巻数を入力して(数字は半角のアラビア数字で)検索するとお好みの巻数の作品を検索できます。

英語版は北米の翻訳漫画出版大手の Del Rey から発売されています。

夜桜四重奏 Yozakura Quartet

月刊少年シリウスで連載中のヤスダスズヒトによる夜桜四重奏(ヨザクラカルテット)の英語版コミックです。

夜桜四重奏 Yozakura Quartet 英語版コミック

夜桜四重奏 日本語オリジナル版

夜桜四重奏 英語版

カバーには楽器を持った絵が描かれているし、カルテットなんてタイトルだから音楽に関係した話なのかな? と思ったらあまり関係ありませんでしたね。人間と妖怪が共存する世界で、4人の美少女と美少年が、桜新町で起こる数々の奇怪な事件に立ち向かうお話です。

ストーリーと何の関連性もないカバーとタイトルのように、ストーリーも奇抜な設定が多くちょっと人を食った感じのあるこの作品、楽しめる人は楽しめるでしょうが、合わない人にはまったく合わないでしょうね。作画のセンスはいいので、優秀な編集さんが担当につけば化ける作家さんかも知れません。アニメ化もされたことから、海外でもそれなりに知名度はあるでしょうが、具体的な評価は見つけられませんでした。

英語版は翻訳漫画出版大手の Del Rey から発売されています。

怪物王女 Princess Resurrection

月刊少年シリウスにて連載中の、光永康則氏の怪物王女の英語版コミックです。また 怪物王女の北米版アニメDVD もあります。

怪物王女 Princess Resurrection 英語版コミック

怪物王女 日本語オリジナル版

怪物王女 英語版

その血を飲むと不老不死の体を得られるという怪物の王女の血を飲んで血の戦士となった日和見日郎。姫と呼ばれる王女は次期国王の座をかけて兄弟同士で血みどろの殺し合いをしなければならない運命にあった。姫の家来である人造人間のフランドル、人狼族の戦士で兄の仇を追うリザ・ワイルドマン、吸血鬼の嘉村令裡を陣営に加えて、数々の刺客と戦うのであった…という感じのバイオレンスホラー作品ですね。ところどころコメディタッチな所もあり、怖いという印象はほとんど受けません。

英語版は Del Rey という出版社から第7巻までリリースされていますが、8巻以降がリリースされる雰囲気がありませんね。ライセンス契約が切れたのでしょうか。アニメ化もされて知名度は高いでしょうから、売れ行きがよくなくって続刊がでないという訳でもないと思うのですが…ちょっとよく解りません。