タグ別アーカイブ: コミックフラッパー

ガールズ&パンツァー Girls und Panzer

水島努監督によるTVアニメが大人気となった、ガールズ&パンツァーの漫画の英語版コミックです。また英語リスニング力を強化したい方には、ガールズ&パンツァーの北米版アニメブルーレイもあります。

ガールズ&パンツァー Girls und Panzer 英語版コミック

ガールズ&パンツァー 日本語オリジナル版

ガールズ&パンツァー 英語版

この作品は劇場版アニメが公開されるなど比較的有名だと思うのでいきなり英語版の説明から始めます。まずコミックフラッパーで連載されていた才谷屋龍一(Ryouichi Saitaniya)の作画による「ガールズ&パンツァー / Girls Und Panzer」 が、北米の翻訳漫画出版社の Seven Seas より全4巻で発売されています。基本アニメの内容を踏襲していますが、アニメ版の主人公であった西住みほではなく秋山優花里の視点から描かれている所がこの手のコミカライズ作品としては珍しいでしょうか。詳細は日本語版のアマゾンレビューなどを見ていただければ良いかと思います。

また月刊コミックアライブで連載されていた槌居(Tsuchii)の作画による「ガールズ&パンツァー リトルアーミー / Girls & Panzer: Little Army」も Seven Seas より全2巻で発売されています。こちらはみほの小学生時代(10歳)の頃を描いたスピンオフ作品ですね。こちらも詳細は日本語版のアマゾンレビューなどで確認してください。

アニメのコミカライズという事もあり比較的短い作品なので、ガルパンのファンの方はもちろん英語版の漫画を読むのは初めてという方にもおすすめです。日本語版と比較しながら、戦車道に関する専門用語がどの様に訳されているのか楽しみながら読むと良いでしょう。

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盾の勇者の成り上がり The Rising of the Shield Hero

アネコユサギによるライトノベル作品、盾の勇者の成り上がりの英語版ライトノベルとコミックです。

盾の勇者の成り上がり The Rising of the Shield Hero 英語版ライトノベル

盾の勇者の成り上がり The Rising of the Shield Hero 英語版コミック

盾の勇者の成り上がり 日本語オリジナル版

盾の勇者の成り上がり 英語版

勉強よりもゲームやアニメと言ったオタク趣味に真面目に取り組んで生きる大学二年生の岩谷尚文は、ある日図書館のファンタジー小説のコーナーで「四聖武器書」というタイトルの古い一冊の本を見つける。その本にはとある異世界で起きた災厄と、その世界を救うために召喚された四人の勇者の物語が書かれていた。四人の勇者はそれぞれ武器を持っており、一人は剣、一人は槍、一人は弓、そして最後の一人は「盾」を自分の武器としていた。尚文が「盾は武器じゃなくて防具だろう」とツッコミながら読み進めると、盾を持つ勇者の物語が書かれているであろうはずのページが白紙となっている。疑問を感じ「何なんだ?」と尚文がつぶやくと同時に意識がスーッと薄れていき、次に尚文が目覚めるとそこは異世界だった…という感じの作品です。

英語版は One Peace Books という日本人がCEOを務める比較的新しい翻訳出版社から、ライトノベルの英語版第1巻が現在発売中で、第2巻が2015年10月20日、第3巻が2016年2月16日、第4巻が2016年6月14日の発売予定となっており、コミックの英語版は第1巻が2015年10月20日、第2巻が2016年4月19日、第3巻が2016年5月17日の発売予定となっています。

少し解りにくいですが、英語版タイトルに “The Manga Companion” という謎の語が追加されている方が英語版コミックで、追加されてない方が英語版ライトノベルです。あとは日本語オリジナル版のカバーイラストなどとも比較してよく確認してください。

ちなみに One Peace Books という会社は私も今回初めて名前を知ったくらいなので、翻訳その他製品としてのクオリティがまったく予想できません。小さな会社でいつ事業撤退するとも限りませんから、興味のある方は在庫があるうちに買っておいた方が良いでしょう。

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高杉さん家のおべんとう Takasugi-San’s Obento

コミックフラッパーにて連載中の、柳原望による高杉さん家のおべんとうの英語版コミックです。

高杉さん家のおべんとう Takasugi-San’s Obento 英語版コミック

高杉さん家のおべんとう 日本語オリジナル版

高杉さん家のおべんとう 英語版

高杉温巳は地理学の博士号を修得したが、就職できずにいる31歳のオーバードクターである。そんな温巳はある日突然両親を亡くした従妹である12歳の少女・久留里を引き取って育てる事になる。こうして頭は悪くないが要領の悪い温巳と人見知りしがちな久留里という不器用な二人の共同生活が始まるのだが、二人はお弁当作り等を通して触れ合い少しづつ家族としての絆を深めていく…という感じの作品です。

英語版はBL系漫画の翻訳出版に数多くの実績のある Digital Manga Publishing より第1巻が2013年2月12日に発売予定となっています。こういってはなんですが、DMPがこういう普通の作品の英語版を発売するのは少し異色というか珍しいですね。社内に余程この作品が好きなスタッフがいるのか、それとも今後こういう普通の作品の英語版も発売する方向で事業拡大するのか要注目です。

クリスティハイテンション Young Miss Holmes Casebook

コミックフラッパーにて連載されていた、新谷かおるによるクリスティハイテンションの英語版コミックです。

クリスティハイテンション Young Miss Holmes Casebook 英語版コミック

クリスティハイテンション 日本語オリジナル版

クリスティハイテンション 英語版

ホープ伯爵家の10歳の娘・クリスティは、かの名探偵・シャーロック・ホームズの姪にして博覧強記の才女である。両親がインドに赴任しており、一人で使用人たちと共に暮らしている寂しさから近所に住む叔父のホームズによく懐いており、叔父同様に数々の事件に首を突っ込んでは難事件を解決するのであった…という感じの作品です。

英語版は北米の翻訳漫画出版社 Seven Seas より、オリジナルの単行本2巻分を1冊にまとめたオムニバス形式で発売されています。日本語オリジナル版が全7巻ですから、英語版は第3巻に5~7巻分をまとめて全3巻になるんですかね? なお英語版のタイトルが “Young Miss Holmes Casebook” となっているとおり、オリジナル版と違いクリスティのファミリーネームが “ホープ” から “ホームズ” に変更されています。まあホームズの姪という設定なのにファミリーネームが違うというのは海外の人には少し解りにくいのかも知れませんね。

トランスルーセント 彼女は半透明 Translucent

月刊コミックフラッパーにて連載されていた、岡本一広によるトランスルーセント – 彼女は半透明の英語版コミックです。全5巻。

トランスルーセント 彼女は半透明 Translucent 英語版コミック

トランスルーセント 彼女は半透明 日本語オリジナル版

トランスルーセント 彼女は半透明 英語版

体の一部や時には全身が透明になってしまい治療方法も不明という女性だけがかかる珍しい病気・透明病にかかってしまった女子学生の物語。中学2年の白山しずかはこの病気にかかってしまい、大好きだった演劇もできなくなってしまう。一時はそんな自分を悲観して登校拒否になってしまうが、そんなしずかを励ます同級生・唯見マモルの存在が彼女を勇気づける。やがて二人は目に見えないが大切なものの存在に気づきはじめるのだった…という感じの作品です。

ちなみに英語版のサブタイトルは “Can You See Right Through Her?” となっています。「彼女のことが(心の中まで)しっかりと見えていますか?」といった感じでしょうか。なかなかシャレの効いた良いサブタイトルだと私は思います。英語版は Dark Horse Comics から今のところ第3巻まで発売されていて、第4巻が2012年の6月に発売予定となっています。最終巻である第5巻の発売がいつになるか解りませんが、ぜひとも最後まで発売してもらいたいものですね。

70億の針 7 Billion Needles

月刊コミックフラッパーにて連載されていた、多田乃伸明による70億の針の英語版コミックです。全4巻。

70億の針 7 Billion Needles 英語版コミック

70億の針 日本語オリジナル版

70億の針 英語版

外を出歩く際には常にヘッドフォンをかけているほど心を閉ざし、学校でも孤立していた女子高生の高部光(たかべひかる)は、修学旅行先で隕石の落下に巻き込まれてしまう。次に光の目が覚めた時には家に戻ってきており、彼女の心の中にもう一つ別の存在がある事に気づく。「テンガイ」と名乗るその存在は、宇宙からやってきた事、落下時の衝撃で光は一度死んでいる事、テンガイがその光を生き返らせた事、そしてテンガイは地球に逃げ込んだ宇宙に災いをもたらす存在・メイルシュトロームを葬るためにやってきたのだと告げるのであった…という感じのSF作品です。

70億の針というタイトルはアメリカのSF作家・ハル・クレメントの “Needle / 邦題:20億の針” に対するオマージュですね。Needle が発表された1950年頃の世界の総人口は約20億人でした。2011年に総人口が70億を超えましたので、つまりはそういう意味だと思います。

英語版は Vertical より全4巻が発売されています。それほど長い作品ではありませんので、英語版コミック初心者の方でもあまり難しくはないでしょう。

ふたつのスピカ Twin Spica

月刊コミックフラッパーにて連載されていた、柳沼行によるふたつのスピカの英語版コミックです。全16巻。

ふたつのスピカ Twin Spica 英語版コミック

ふたつのスピカ 日本語オリジナル版

ふたつのスピカ 英語版

2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット獅子号は打ち上げ途中で事故を起こし、唯ヶ浜市街地に墜落して搭乗員は全員死亡した。これにより、日本の宇宙開発は大きく遅れる事になった。数年後、この事故の影響で寝たきりとなっていた母親を亡くした鴨川アスミの前に、ライオンの被りものをした獅子号搭乗員の高野の幽霊が現れる。幽霊は独りとなったアスミに、自らが果たせなかった宇宙への夢を語り、アスミはその話を聞いて高野の幽霊と「ある約束」をし、大きくなったらロケットの運転手になると心に誓う。そして中学卒業後、アスミは新設されたばかりの宇宙飛行士養成高等専門学校「東京宇宙学校」に進学するのであった…という感じのSF作品です。SFといってもほぼ現実の世界に即した設定の作品なので、宇宙飛行士養成学校を舞台とした学園ドラマと呼んでも良いかも知れません。

アニメ化やテレビドラマ化もされているので、そちらで知っているという方も多いのではないでしょうか。全16巻ということで英語版コミック初心者の方にはちょっと長めですかね。ある程度英語での読書に慣れた方が、じっくりゆっくり読むには最適な作品ではないでしょうか。

神様家族 Kamisama Kazoku

桑島由一による同名のライトノベルを、たぱりによる作画で漫画化した、神様家族の英語版コミックです。月刊コミックフラッパーにて連載、全5巻。

神様家族 Kamisama Kazoku 英語版コミック

神様家族 日本語オリジナル版ノベル&コミック

神様家族 英語版

神様と女神様を両親に持ち、将来は神様になる予定の神山佐間太郎は過保護な父親の奇跡のおかげで人間界で何不自由なく暮らしていた。そのおかげで我が儘な性格になってしまい、お目付け役天使のテンコに説教をされる毎日を無気力に送っていた佐間太郎だったが、ある日クラスに転校してきた小森久美子に一目ぼれしてしまう。初めての恋を父親に頼らず自分の力で成就させたいと思うのであった…という感じの学園ラブコメ作品です。

上述のとおりこの作品の漫画版は全5巻ではありますが、英語版は第2巻までリリースしたところで発売が止まってしまっています。出版元の Go! Comi は2010年に事業停止になっていまいましたので、非常に残念ではありますが続刊がリリースされる可能性は極めて低いでしょう。

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance in the Vampire Bund

月刊コミックフラッパーで連載中の環望(たまき のぞむ)によるダンス イン ザ ヴァンパイアバンドの英語版コミックです。英語リスニング力を強化したい方には、ダンス・イン・ザ・ヴァンパイアバンドの北米版アニメブルーレイもあります。

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance in the Vampire Bund 英語版コミック

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 日本語オリジナル版

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 英語版

2010年始めにアニメ化もされましたね。吸血鬼を扱った漫画やアニメは近年多いですが、それぞれ細かな設定の違いが独自の世界観を生み出しています。この作品の場合は組織や部隊が中心となって話が展開していく所が他の作品とは違うところでしょうか。だからなのか、組織の中での利害の対立や内輪モメの描写を見ていると妙に人間臭くて、吸血鬼という設定を忘れる時があります。吸血鬼だけでなく他の怪異なども、その人間離れした能力よりも何を考えているのか理解できない所が最も恐ろしいのだと思うので、この作品にホラー要素を期待すると残念な結果となります。むしろ超能力を持った人間達の戦いという感じで見ると楽しめるのではないでしょうか。

なお北米では Funimation がこの作品のアニメの英語版をリリースする予定ですが、表現規制により一部のシーンに修正が施されるみたいで、オリジナルそのままでのリリースを求める一部のファンから Funimation への抗議が届いているそうです。最近では日本でも漫画やアニメに対する表現規制が問題となっていますが、北米でもまた別の形で表現問題が取りざたされる事が多くなってきました。コンテンツ産業もグローバル化を迎える現在にあっては、自国だけでなく他国の表現規制問題も無視できない要因となっていくでしょうね。

さて英語版コミックですが、北米の翻訳漫画出版社の Seven Seas から通常版と、単行本3巻分を1冊にまとめたお買い得なオムニバス版が発売されています。また外伝作品であるダイブ イン ザ ヴァンパイアバンドの英語版も発売されていますね。