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断罪者 Tetragrammaton Labyrinth

月刊コミックガムにて連載されていた、いとうえいによる断罪者 -Tetragrammaton Labyrinth-の英語版コミックです。全6巻。

断罪者 -Tetragrammaton Labyrinth- 英語版コミック

断罪者 -Tetragrammaton Labyrinth- 日本語オリジナル版

断罪者 英語版

産業革命後期、ガス灯が街を照らし妖魔が跋扈する大都市ロンドンを舞台に、下町の教会で働くシスターのメグと、不老不死の銀髪の美少女・アンジェラが人外の魔物たちと戦うゴシックホラーアクション作品です。大鎌を持ち、血に濡れたゴシックファッションを身にまとう表紙の画像からも解るように少々グロテスクな描写の多い作品でもあります。

英語版は北米の翻訳漫画出版会社 Seven Seas Entertainment から全6巻すべてが発売されています。上述のとおりロンドンを舞台にした作品なので、英語で読むとさらに世界観を深くあじわえることでしょう。全6巻というボリュームも、短かすぎず長すぎず、じっくりと読んで英語学習に役立てるのには最適な長さだと思います。ただ上述のとおり少々血なまぐさい描写もありますから、プレゼントには不向きですかね。

一騎当千 Battle Vixens

月刊コミックガムで連載中の、塩崎雄二による一騎当千(いっきとうせん)の英語版コミックです。また一騎当千の北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

一騎当千 Battle Vixens 英語版コミック

一騎当千 日本語オリジナル版

一騎当千 英語版

三国志の英雄達を題材にして、その名を冠した女の子の闘士たちが戦うという一風変わったストーリーが話題を呼んでアニメ化もされました。かなりきわどいシーンも豊富で、そっちの方面でも話題になりましたね。

さて英語版コミックマニアとして気になるのは、キャラクター達の名前がどのように英語化されているかという点です。なぜなら三国志の英雄達はもともと大昔の中国人なので、通常は中国語の発音(ピンイン)を元に英語化されるのが普通だからです。
例:孫策 伯符(そんさくはくふ) → Sūn Cè Bófú

もし中国語の発音で英語化されていたら、日本人が英語学習のために読む場合にはとても大変な事になります。少なくとも私は他の英語版コミックのように読める自信がありません。

結論を言いますと、この作品の登場人物達に関しては歴史上の英雄達とは別の存在という認識のためか、日本語の発音をローマ字表記にした名前が採用されています。孫策 伯符 は Sonsaku Hakufu で、周瑜 公瑾 は Shuuyu Koukin という名前になっていますので、日本人も安心して読む事ができます。

まほろまてぃっく Mahoromatic

コミックガムにて連載されていた、原作:中山文十郎・作画:ぢたま(某)によるまほろまてぃっくの英語版コミックです、全8巻。また まほろまてぃっくの北米版アニメDVD もあります。

まほろまてぃっく Mahoromatic 英語版コミック

まほろまてぃっく 日本語オリジナル版

まほろまてぃっく 英語版

地球を守る組織・ヴェスパーが生み出した最強の戦闘用アンドロイド・まほろ。残されたわずかな寿命を美里優のメイドとして生きることにした彼女と幼い頃に両親を亡くして孤独な生活を送っていた優との交流を描いたSFラブコメです。アニメ化もされて人気となりましたね。

メイドブームの全盛期に連載・アニメ化され、理想のメイドさんの代名詞的存在であったまほろは海外のファンの心もわしづかみにしたのではないでしょうか。ちなみに「エッチなのはいけないと思います」は、”I strongly disapprove of Ecchi!” だそうです(笑)。

全8巻ということでストーリーものにしては短い部類に入るでしょうか。特に難しいセリフが多いわけではないので、英語初心者の方でも時間をかけてゆっくり読めば読破できるでしょう。ある程度英語力があれば高校生~大学生くらいでもいっきに読めてしまうかも知れませんね。