ビッグコミックスペリオールで連載されていた、史村翔原作、池上遼一作画のサンクチュアリの英語版コミックです、全12巻。
カンボジアの戦乱から帰国した二人の男(北条彰・浅見千秋)が、表と裏の世界、つまり政治と暴力団の世界で互いにのし上がって理想の日本を作り上げようとする物語です。シリアスでハードボイルドな話が好きな人にはおすすめです。
なお映画「フィフス・エレメント」の中の、ブルース・ウィリス演じる主人公のコーベン・ダラスがベッドに寝転がってその日に出会った女性の話をしているシーンには、ベッドの横にこのサンクチュアリの英語版の単行本が一冊おいてあるそうです。私が確認したわけではありませんが、興味のある方はチェックしてみると良いかも知れません。事実だとしたらブルース・ウィリスの趣味なのか、それとも監督や小道具さんなどのスタッフの趣味なのか…少し興味があります。
英語版は北米の翻訳漫画出版大手の、VIZ Media から発売されています。