大森藤ノによるライトノベル作品 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか の英語版ライトノベルとコミックです。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英語版ライトノベル
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英語版コミック
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 日本語オリジナル版
広大な地下迷宮「ダンジョン」に挑む冒険者達が集う迷宮都市オラリオ。異性との運命的な出会いに憧れて冒険者になったばかりの14歳の少年ベル・クラネルは、まだ未熟なのにも関わらず一人でダンジョンの第五階層を探索中に怪物ミノタウロスと遭遇し、アイズ・ヴァレンシュタインという名の女剣士に命の危機を救われる。この時アイズに一目惚れしてしまったベルは、自分の所属するファミリアの主神ヘスティアの加護の下、「剣姫」の異名を持つアイズに相応しい冒険者となるべく奮闘を開始するのだった…という感じの作品です。
英語版は北米の翻訳漫画出版大手の Yen Press より、ライトノベルが現在第2巻まで発売中で、第3巻は2015年8月18日、第4巻は12月25日とおよそ4か月に1巻のペースで発売される予定となっています。漫画版の方は現在第1巻のみが発売中で、第2巻が2015年8月18日、第3巻が11月17日とこちらはおよそ3か月に1巻のペースで発売される予定となっています。
なお著者名の所に原作者の “大森藤ノ / Fujino Omori” の他にイラスト担当の “ヤスダスズヒト / Suzuhito Yasuda” の名前がある方がライトノベルで、漫画版の作画担当の “九二枝 / Kunieda” の名前がある方が英語版コミックです。
またアメリカのAmazonのレビューではこの作品の英語版ライトノベルに対して以下のような感想が寄せられています。
Anime Lover:☆☆☆☆☆
“ダンジョンに出会いを求める様な愚かな真似をしてはいけない”~前略~
物語の始まりはとても面白いです。ベルの能力設定やダンジョンのでたらめさは古き良き時代のRPGを思い出します。レベルの低い初心者から始めて、必死にレベルを上げ、お金を集め、より良い武器やアイテムを手に入れる、あの感じです。
それと同時に、本人は一人の女の子の事しか考えてないので気づいてはいませんが、この頼りない哀れなベルに好意を寄せている女の子が複数いるので間違いなくハーレム作品の一種と言えます。
次巻ではどんな物語が展開するのか第2巻の発売が待ちきれません。
spacedog “spacedog7”:☆☆☆☆☆
“意外なほど面白かった”私がこの作品を買ったのは単なる気まぐれで、しかもライトノベルの英語版とは知らずに購入しました。
作品内に「ファミリア」というグループが登場し、さらにそのファミリア一つ一つにユニークな個性が与えられているのは、RPGファンとして素晴らしい設定だと思いました。主人公のレベルが上がった時には、自分のプレイするRPGのキャラがレベルアップした時と同じくらい嬉しく感じる事でしょう。現実世界に存在する神話をベースにしている所も面白いです。ハーレム要素は軽めで過度のハーレム描写はありません。
あっという間に第1巻を読み終えてしまったので、今では第2巻の発売が待ち遠しくて仕方がありません。
Brandon:☆☆☆☆☆
“傑作、世界観も物語の内容も素晴らしい”念のために言っておくと、これは漫画ではなくライトノベルの英語版です。ただし漫画の方の英語版も近々発売されるみたいですね。めんどくさがらずに検索すれば、Yen Press の公式サイトでライトノベルと漫画、両方の英語版の発売日をチェックする事ができると思います。
さて、この作品はRPGと神話の要素を実に上手く取り入れています。例えばキャラクターの強さがステイタスという目に見える形で表現されている点とかですね。またタイトルに暗示されている通りハーレム要素もありますが、私の意見ではハレーム要素はそれほど強くはありません。
実際、女の子との出会いを冒険に求めるという主人公の不純な動機は、物語を始めるきっかけとしての役目は果たしているものの、物語全体を貫く設定という訳ではありません。複数の女の子が主人公の少年に好意を寄せますが、それが主人公の当初の動機に関わって来る事もありません。ですからこの作品のタイトルは物語の内容を正確に描写したものでは無いと思います。
第1巻はキャラクターや世界観の紹介という感じだったので、続編で主人公がどの様に成長していくのかとても楽しみです。第2巻の発売が間近に迫っていますが早く続きが読みたくて仕方ありません。
Kindle Customer:☆☆☆☆☆
“素晴らしい”大森藤ノの書くこのライトノベル作品に、私はすっかりハマってしまいました。この作品の世界観は私がかつてプレイしたRPGの世界を彷彿とさせ、読んでいるとまるでRPGの世界の住人になった様な気分にさせられます。挿入されているイラストも素晴らしく、登場人物がまるで私の目の前にいるかの様な気分にさせてくれます。
結論を言うと、もしあなたがRPGが好きで、頼りない主人公という設定が好きならば、このライトノベル作品はそんなあなたのためにあります。