ヤングアニメルで連載中の大人気コミック、三浦健太郎によるベルセルクの英語版コミックです。またベルセルク 黄金時代篇の北米版アニメブルーレイもあります(※国コード規制に注意)。
この作品って結構グロテスクだったり卑猥だったりする描写があるけど、海外ではレーティングとかされてないんですかね?もちろんそういう所を含めて人間の欲望や内面の葛藤を描いたものなので、そういう描写をカットしてしまっては駄目だと思うのですが、どうなんでしょう?
この作品の好きな部分は主人公であるガッツがベルセルク(狂戦士)となる理由をこれでもかと言うくらい丁寧に描いている点です。これまでの漫画や時代劇なんかじゃ、親や愛する人の仇なんて安易な設定で無理やり読者を納得させるものが多かったのですが、この作品は主人公の幼年期から青年になるまでしっかり描いている所が良いです。逆にその黄金時代の描写が良すぎて、その後が単調になっている様な気がしてしまう点は否めないですが、個人的にはこういう作品がもっと増えて欲しいと思います。