タグ別アーカイブ: マーガレット

SWAN スワン

マーガレットで連載されていた有吉京子によるSWAN(スワン)の英語版コミックです。全14巻。

SWAN スワン 英語版コミック

SWAN 日本語オリジナル版

SWAN 英語版

表紙の絵をみれば解るとおり、バレエを題材にした物語ですね。とくに名作・白鳥の湖がストーリーに密接に絡んできます。内容としてはちょっと昔の少女漫画の王道を踏んだ作品で、最近の少女漫画が好きな人には受け入れられないかも知れませんね。

そういえばこの作品が連載されていた時代は、スチューワデス物語とか漫画だけでなくテレビドラマでも熱意を持ってはいるがいまいちぱっとしない少女が努力を積み重ねて成長していく物語がたくさんありましたね。最近では前世の因縁とか突然未知の力に目覚めてとかそういう話が増えたような印象ですが、たまにはこの手の努力と根性で成長していく物語を少女漫画でも読みたいと思います。

英語版は翻訳漫画出版大手の CMX から発売されています。しかしCMXは現在その事業から撤退してしまっていますので、もしかしたら今後絶版となってしまう可能性があります。

月のしっぽ Tail of the Moon

マーガレットで連載されていた、上田倫子による月のしっぽの英語版コミックです。全15巻 + 番外編1巻。

月のしっぽ Tail of the Moon 英語版コミック

月のしっぽ 日本語オリジナル版

月のしっぽ 英語版

半人前の忍者(くノ一)であるうさぎが、服部半蔵のお嫁さんになろうと奮闘する時代劇ラブコメディです。ストーリー自体は完全にフィクションですが、登場人物に実在の大名や武将が登場する所が面白いですね。リアルな忍者というより、ポップでかわいらしい忍者たちが描かれています。

さて海外でニンジャといえばほぼ確実に人気がでるキラーコンテンツですが、この作品も少女漫画ながらそこそこの人気を得たようです。グラフィックノベルの月間売り上げランキングのベスト20に入った事もあるみたいですね。

全15巻というボリュームはちょっと英語で読むには長いかも知れません。ある程度英語版漫画を読むことに慣れた中級者以上の方におすすめします。歴史上の人物についての説明を英語でどのようにされているか注意しながら読むと良いでしょう。

ラブ★コン Love*Com

別冊マーガレットにて連載されていた中原アヤのラブ★コンの英語版コミックです。全17巻。またラブ★コンの北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

ラブ★コン Love*Com 英語版コミック

ラブ★コン 日本語オリジナル版

ラブコン 英語版

タイトルのラブコンとは “ラブリー・コンプレックス” の略だそうです。背の高い女子と背の低い男子、互いに口げんかが絶えないが傍目から見るとまるで漫才のようだと言われる小泉リサと大谷敦士。そんな二人の恋愛を描いたラブコメ作品です。

別に漫才師を目指しているという訳でもないですが、主要キャラクターが関西弁であることや、ボケとツッコミの掛け合いのようなリサと敦士の口げんかから、漫才を意識した作品であることは間違いないでしょう。そうなってくると気になるのはそれらがどのように英語で表現されているのかという事です。英語にももちろん地域によって訛りはありますが、日本のように文字で訛りを表現する事はあまりありません。あとは笑いのツボのような部分を文化の違う海外の人々にどうやって伝えるか、それも短く簡潔な言葉で伝えるかが重要となります。はっきりいっていくらプロでもかなり難しいことではないでしょうか。

全17巻ということでボリュームもそれなりにあります。それが全部英訳されているのですから翻訳者の方はご苦労さまと思いますが、英語学習者の方でも有効活用したいものです。見事な訳には感心し、ちょっと疑問に感じる部分があれば自分なりの訳文を考えてみるのも英語学習に効果的でしょう。

君に届け Kimi ni Todoke

2009年秋にはアニメが放映される事にもなっていますね。別冊マーガレットで連載中の椎名軽穂による君に届けの英語版コミックです。

君に届け Kimi ni Todoke 英語版コミック

君に届け 日本語オリジナル版

君に届け 英語版

2010年9月には実写映画が放映される事になりましたね。国内で累計1000万部以上も売っているこの作品は、海外でも高い評価を得ています。海外のアニメ情報サイトである Anime News Network は、この作品の事を “2009年度最高の英訳漫画作品の一つである” とし、少女漫画ファン以外の読者にも読んでもらいたいと述べています。またアメリカの図書館の団体である American Library Association もこの作品を “2010年度、10代に読んでもらいたい漫画作品の一つ” としています。

少し意外だったのですが、アメリカの図書館団体は日本の漫画の英語版も自国の子供達に読むように勧めているのですね。日本でも最近では図書館に漫画作品が揃っている所も多いですが、アメリカの図書館にも日本の漫画作品の英語版が置いてあるのかも知れませんね。それだけ日本の漫画が人気があるという事かも知れませんが、アメリカという国の懐の深さも感じられます。

高校デビュー High School Debut

別冊マーガレットで連載されていた、河原和音による高校デビューの英語版コミックです、全13巻。

高校デビュー High School Debut 英語版コミック

高校デビュー 日本語オリジナル版

高校デビュー 英語版

中学時代に部活一筋で過ごした長嶋晴菜は、高校では恋愛に全てをかけようと決心をする。しかしそれまで部活のことしか考えてこなかったためにどうすれば男子にモテるのかさっぱり解らない。そこで街で偶然出会った小宮山ヨウにコーチを頼んで高校デビューを目指すのだが…という感じのラブコメ作品です。実写映画化もされたのでそちらで知っているという方もおられるかも知れませんね。

古くはマイフェアレディの変形版といったところでしょうか。漫画にかぎらずラブコメの王道ではありますが、ポイントを恋愛に絞ったところに目新しさを感じます。

全13巻ということで英語版コミック初心者の方にはちょっと長いでしょうか。しかし日本語版と一緒に買って理解を助け、あせらずにゆっくり時間をかけて読めば決して読めないという事はありません。ちょうど中高生の女の子へのプレゼントとしても良いかも知れませんね。

花より男子 Boys over Flowers

マーガレットで連載されていた、神尾葉子による花より男子の英語版コミックです。全37巻。

花より男子 Boys over Flowers 英語版コミック

花より男子 日本語オリジナル版

花より男子 英語版

名家や資産家の子弟が通うことで知られる英徳学園高校に入学した一般庶民の牧野つくし。しかし学校はF4(Flower 4、花の四人組)と呼ばれる道明寺財閥の御曹司・道明寺司、花沢物産の御曹司・花沢類、日本一の茶道の西門流家元の跡取り息子・西門総二郎、日本の裏社会を仕切ってきた美作一族の後継者・美作あきらの4人に牛耳られていた。友人をかばった事で教師ですらさからうことのできないF4に目をつけられることになったつくしは彼らの性根を叩き直すべく奮闘するのだった…という感じの学園ラブコメですね。

なんでもこの作品はコミックの発行部数が合計6000万部を超え、日本の少女漫画の売り上げ記録の第一位だそうです。国内でのテレビアニメ化・テレビドラマ化・二度の実写映画化に加え、台湾・中国・韓国のアジア諸国でもテレビドラマ化されるなど、海外でもドラマ化されて大人気となりました。

さて全37巻ということで、英語で読むにはかなり長い部類に入る作品です。しかしこの作品のファンの方であれば日本語版を読んだこともあるでしょうから、ストーリーを思い出しながら少しづつ読みすすめて英語学習に役立ててください。日本語版を読んだ事の無いかたは一緒に買われると、理解の助けになるかと思います。

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