タグ別アーカイブ: ウィングス

東京BABYLON Tokyo Babylon

月刊ウィングスにて連載されていた、CLAMPによる東京BABYLON(とうきょうバビロン)の英語版コミックです。全7巻 (通常版)。

東京BABYLON Tokyo Babylon 英語版コミック

東京BABYLON 日本語オリジナル版

東京BABYLON 英語版

人々を呪いや怨霊の祟りから守る仕事を生業とする陰陽師・皇一族の13代目当主として生まれた皇昴流は、普段は高校生として生活をしているが陰陽師の仕事との両立に苦労している。そんな昴流を支える双子の姉の北都や、本来は皇一族の敵である残忍な暗殺集団の一族・桜塚護に所属する陰陽師の桜塚星史郎などを交えて、東京を舞台にした昴流たちの怪奇ファンタジーは繰り広げられるのだった…という感じの作品です。

英語版は北米における翻訳漫画出版の大手であった Tokyopop から全7巻が発売されていましたが、その Tokyopop が2011年5月をもって北米における翻訳出版事業から撤退してしまいましたので、ここ最近はずっと在庫が少ない状況が続いていました。しかしこの度、別の翻訳漫画出版社である Dark Horse Comics がライセンスを引き継ぎ、コミックス数巻分を1冊にまとめたオムニバス版が発売される事になりました。このオムニバス版は2013年4月に第1巻が発売予定になっています。これからこの作品の英語版を買われる方は、発売まで少し待つ事にはなりますが、こちらのオムニバス版の発売を待って買われた方が良いでしょう。

世紀末プライムミニスター Millennium Prime Minister

月刊ウィングスにて連載されていた、影木栄貴による世紀末プライムミニスターの英語版コミックです。全4巻。

世紀末プライムミニスター Millennium Prime Minister 英語版コミック

世紀末プライムミニスター 日本語オリジナル版

世紀末プライムミニスター 英語版

普通の女子高生であった長嶋美紀はある日、ゲームセンターで謎の青年・岡崎彼方と出逢いプロポーズされる。その青年は現役国会議員であり、その後なんと25歳という最年少で内閣総理大臣に選出される事になる。こうして総理大臣の婚約者として首相官邸で暮らすことになった美紀の運命は…という感じのラブコメディです。なんとも少女漫画だとしても相当無茶な設定に思えますが、この作者のかたは竹下登元首相のお孫さん(DAIGOの姉)みたいですね。

さて英語版ですが北米の翻訳漫画出版社の Digital Manga Publishing より全4巻すべてが発売されています。なんとなーくエディ・マーフィ主演のハリウッド映画、ホワイトハウス狂騒曲(邦題)を思い出してしまいましたが、今考えてみればあの映画の舞台の中心はアメリカ議会でしたから「行政府であるホワイトハウスは関係ない」んですよね。アメリカの政治の仕組みをあまり知らない日本人ならではの勘違いですが、この漫画の英語版を読んだ北米の人たちは議院内閣制である日本の政治の仕組みをどのように感じるのでしょうか。といってもアメリカはともかくカナダは日本と同じ議院内閣制でしたね。

神狗×BLOOD Wolf God

ウィングスにて連載中の天河藍による神狗×BLOODの英語版コミックです。

神狗×BLOOD Wolf God 英語版コミック

神狗×BLOOD 日本語オリジナル版

神狗×BLOOD 英語版

兄と二人暮しの女子高生・小雪の前に、ある日金色の瞳をした少年が現れる。少年は小雪の匂いを嗅いだあと、「兄上を知りませんか」と尋ねる。さらには自分が狼と人間の子の末裔・犬神一族の者だと言いだす始末。しかし受験のストレスでくさっていた小雪は、退屈な日常を変えてくれそうなこの少年に興味を持ち、兄探しに協力することを申し出るのであった…という感じのファンタジー作品です。

掲載誌が隔月刊ということもあって、ストーリーが進むのが非常に遅いです。それにあわせて単行本の発売もとてもゆっくりなペースとなるわけですが、英語版の発売はさらに遅れてまだ第1巻しか発売されていません。というわけでちょっと英語版を読んでみようという方には良いと思いますが、本当にこの作品のファンの方の場合は続きが気になってしまって一種のストレスになるかも知れませんね。

ハッピィボーイズ Happy Boys

月刊ウィングスにて連載されていた、立野真琴によるハッピィ★ボーイズの英語版コミックです。全2巻。

ハッピィ★ボーイズ Happy Boys 英語版コミック

ハッピィ★ボーイズ 日本語オリジナル版

ハッピィ★ボーイズ 英語版

いわゆるメイド喫茶の男性版・執事喫茶「レディ・ブラガンサ」で働く美少年たちが、ゲストとして訪れるお嬢様たちとの交流を通じて成長していく青春コメディ作品です。テレビ東京で放送されたドラマとの連動作品だったようで、こちらで知っている方も多いかも知れませんね。

一時期テレビなどでもメイド喫茶が大々的に取り上げられていた頃は、女性が執事の格好をした男装版の執事喫茶を特集しているのを見たことがあります。この作品のような男性が執事役を努める執事喫茶って実在するんですかね? なんか見てみたいような、見てみたくないような…

それはさておき全2巻というボリュームは、英語版コミック初心者の方が初挑戦するには最適なボリュームです。ある程度英語力がある方にはちょっと物足りないかも知れませんが、友人へのプレゼントなどにも最適なのではないでしょうか。

101人目のアリス Alice the 101st

ウィングスにて連載中の、かわい千草による101人目のアリスの英語版コミックです。

101人目のアリス Alice the 101st 英語版コミック

101人目のアリス 日本語オリジナル版

101人目のアリス 英語版

アリスといえば普通は少女の名前だと思うものですが、こちらは “アリスティド” という少年の通称です。まあ見た目は女の子のように可愛らしいですが、音楽の基礎をまったく身に着けていないにも関わらず、定員100名という音楽のエリートが集まる超名門校にある目的を持って “101人目” として入学した男の子の物語です。

設定だけを読むとなんとなくのだめカンタービレを思い出してしまうのですが、野暮な事を言うつもりはありません。こういうのは主人公が男の子で、学園という舞台が重要なのですよね。そして主人公と周りのキャラクター達の個性によって、まったく違う世界観を生み出すものなのです。

今のところ巻数も少ないので、この作品のファンの方は日本語版とともに英語版も集めてみてはいかがでしょうか。

少年魔法士 Young Magician

ウィングスで連載中の、なるしまゆりによる少年魔法士の英語版コミックです。

少年魔法士 Young Magician 英語版コミック

少年魔法士 日本語オリジナル版

少年魔法士 英語版

2007年3月号以来途絶えていた連載が約3年半ぶりに2010年12月号より再開されました。話もようやく最終章に突入という事で、ファンの方はどれだけ待ち望んだ事でしょう。ネットでも連載再開を心待ちにしていたファンの方達の声があふれていました。

その3年半というブランクのためか、英語版コミックとしては珍しく国内発売の最新刊である13巻に追いついています。それだけ連載がストップしていたという事なのですが、この際ですから前向きに日本語版と英語版が同時に揃えられると解釈しましょう。

今後連載がどのようなクライマックスを経て結末にいたるのか見逃せんが、英語版の方も続きをきちんと発売してくれる事を望みます。

ドラゴン騎士団 Dragon Knights

月刊ウィングスで連載されていた押上美猫によるファンタジー漫画、ドラゴン騎士団の英語版コミックです。全26巻。

ドラゴン騎士団 Dragon Knights 英語版コミック

ドラゴン騎士団 日本語オリジナル版

ドラゴン騎士団 英語版

今では珍しくなったファンタジーの王道を踏む作品ですね。1巻の表紙を見た感じだと同人ぽいというか、人体のバランスがちょっとおかしいような印象も受けますが、物語が進んでいくに従って改善されていきます。それでもまったく絵柄が違ってしまうというのでもなく、当初の味を残した感じで作者の画力が上がっていくのは結構珍しいタイプなんじゃないかと思いますね。

前述のとおり王道ファンタジーな作品なので、この手の世界観にはまれば相当面白いです。竜とか騎士とか魔族とか魔法とか、すこし定番すぎる感じの設定が目白押しなのでファンタジーに食傷気味な人にはちょっと苦しいかも知れません。ただ少しファンタジーから離れて久しぶりにこの手の作品を読むと意外にはまったりもします。

螺旋のかけら Pieces of a Spiral

月刊ウィングスで連載されていた、橘皆無による螺旋のかけらの英語版コミックです、全10巻。

螺旋のかけら Pieces of a Spiral 英語版コミック

螺旋のかけら 日本語オリジナル版

螺旋のかけら 英語版

ちょっと昔の作品になるんですかね、ネットで検索しても詳細がまったくわからず苦労しました。ネット上で見れるWEBコミックでの作品紹介ページには以下のような紹介文が書いてあります。

沖野一樹は普通の高校生。だが不思議な夢を見て目覚めた朝、自分と同じ顔を持つ少年が現れ、その時から世界が一変する。倭京(わきょう)と名のる彼は、夢に現れたあの人と同じ瞳の色で、師の意思をともに継ぐため、前世の記憶をとり戻せと迫る……!! 前世の因縁にもつれる謎。朔弥と倭京のふたりがそろった時、眠っていた物語が再び、動きはじめる!!

うーん、これだけじゃどんな話かまったく想像ができません。おそらくは昔の日本のような世界へ飛ばされて、冒険なり戦いなりをするお話なんだと思いますが、いかんせん意味不明な固有名詞ばかりでちっとも解りません。この紹介文を書いた人はこの作品を知らない人に紹介してるのか知ってる人に紹介してるのかどちらなんでしょうかね。

西洋骨董洋菓子店 Antique Bakery

月刊ウイングスで連載されていた、よしながふみによる西洋骨董洋菓子店(せいようこっとうようがしてん)の英語版コミックです、全4巻。また西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~の北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

西洋骨董洋菓子店 Antique Bakery 英語版コミック

西洋骨董洋菓子店 日本語オリジナル版

西洋骨董洋菓子店 英語版

若い男性ばかりで営業しているアンティークショップのような装いのケーキ専門店「アンティーク」を舞台に繰り広げられる人間関係を描いたコメディ作品です。メインキャラクターのほとんどが30代なのでボーイズラブという表現が正しいのかどうかは解りませんが、いわゆるBL的要素が多めの作品でもあります。

全4巻ということで英語版漫画初心者の方にもおすすめできるボリュームだと思います。ケーキというか料理に関する表現は英語であってもフランス語がそのまま使われる事も多いので、その辺は注意しないといけないかも知れませんね。いずれにせよスイーツ関連の語彙力が大幅にアップすることは間違いないでしょう。

なお英語版ですが、北米の翻訳漫画出版社の Digital Manga Publishing から発売されています。

聖伝 RG Veda

月刊ウィングスで連載されていた、インドの古代神話リグヴェーダを題材にしたCLAMPの聖伝の英語版コミックです。全10巻。

聖伝 RG Veda 英語版コミック

聖伝 日本語オリジナル版

聖伝 英語版

リグヴェーダを題材にしているといっても、オリジナルを知っている日本人はほとんどいないでしょう。私も読んだ事はありません。しかし阿修羅や帝釈天など後に仏教に取り入れられた神々が登場するので、不思議と親近感みたいなものは感じますね。

ところでリグヴェーダ発祥の地であるインドの人々は、この作品に対してどういう感想を持つのか気になる所です。漫画が英訳されていると言っても販売されているのは主に北米ですから、インドではあまり有名では無いかもしれません。ただ日本人でも日本の神話を書物で読んだ事はなく概要だけしか知らないという人も多いので、もしかしたらこの作品を読んで「こんなものか」と思ってしまう方も多いかも知れませんね。そう思うと、俄然オリジナルのリグヴェーダを読んでみたくなってきました。機会があれば図書館で訳本を探してみたいと思います。