山田くんと7人の魔女 Yamada-kun and the Seven Witches

週刊少年マガジンで連載中の、吉河美希による山田くんと7人の魔女の英語版コミックです。

山田くんと7人の魔女 Yamada-kun and the Seven Witches 英語版コミック

山田くんと7人の魔女 日本語オリジナル版

山田くんと7人の魔女 英語版

私立朱雀高校きっての問題児である山田竜は、他の生徒から不良と恐れられ周囲から孤立していた。そんなある日、学年1位の成績を持つ優等生の白石うららを学校の階段で見かけ、大股で彼女を追い抜こうとして足を踏み外し、うららと共に階段から転げ落ちてしまう。竜が保健室で目覚めると、なんと竜の身体は女子のうららと入れ替わっており、教室に行くとそこには竜の身体で授業を受けるうららがいた。二人はキスをする事で身体を入れ替える事ができるのだ…という感じ作品です。

英語版ですが講談社の北米子会社 Kodansha Comics より現在第2巻まで発売中で、第3巻が2015年7月28日、第4巻が9月1日と、その後もおよそ2か月に1巻のペースで続巻が発売される予定となっています。あとこの作品の英語版に関してはキンドル版の購入もできるみたいですので、そちらを買われても良いかと思います。

またアメリカのAmazonのレビューではこの作品に対して以下のような感想が寄せられています。

RStringini:☆☆☆☆
“読みやすく話に入りやすい第1巻”

まず最初に、第1巻では7人どころか魔女は1人も出てきません。おそらく今後登場するのだと思いますけど…、第1巻を読んだ限りでは魔女はまだ登場しない様です。

物語のメインとなるのはいわゆる「身体の入れ替わり」の話で、これまで読んだ限りではとても面白いと思いました。今のところ登場人物はまだ少なく、ごく少数のキャラクターに話の焦点が当てられています。そのおかげで、物語はゆっくりと進んで行きます。またギャグ要素も多く、多くのシーンはハイテンションで楽しく読む事ができます。多少のファンサービスもありますが、どちらかと言うとコメディタッチでそこにいやらしさは感じません。

作画は魅力的で印象的です。顔の表情はもちろんの事、全身の特徴をよく捉えて描かれています。これにより読者は今誰の身体に誰の心が入っているのか混乱しないで済みます。全てのキャラに特徴があるので簡単に見分ける事ができます。背景はあまり緻密に描きこまれてはいませんが、この作品はキャラクター達の会話に焦点を当て、読者が集中して読めるように配慮されています。

最後に、私はこの山田くんと7人の魔女をみなさんにお勧めします。気軽に読めて面白く、今のところ不快な要素は一切ありません。試しに読んでもらえたら、あなたもハマるかも知れませんよ?

Ian Beck:☆☆☆☆☆
“良い意味で予想を裏切られた!”

CrunchyRollでこの作品の連載が始まる事を知った時、正直言って私は他に面白そうな作品が無いという理由だけでこの漫画を読んでみる事にしました。作品内容の説明を読んだ限りでは良くあるハーレム作品としか思えず、まったくと言って良いほど期待をせずに読み始めたのです。

しかし実際に読んで見るとこの私の予想は完全に間違いで、今ではお気に入りの漫画の一つになっています。連載は毎週欠かさず読み、その度に次週の更新を楽しみに待っています。そして今回単行本という形で手元でもう一度読み返す事ができる事をとても嬉しく思います。

山田くんと7人の魔女は基本的にはコメディ作品ですが、いつまでたってもメインカップルの恋愛が進展しない作品があまり好きではない、あるいは妹萌えや近親相姦的な恋愛にあまり耐性が無い人々にとっての一服の清涼剤です。

主人公は複数の女の子から好意を持たれているのでハーレム的要素が無い訳ではありませんが、恋愛に関しては主人公とヒロインの関係が中心に描かれています。ぜひみなさんにもお勧めします。


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