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テガミバチ Tegami Bachi

ジャンプ各誌での連載を経て現在はジャンプスクエアにて連載中の、浅田弘幸によるテガミバチの英語版コミックです。またテガミバチの北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

テガミバチ Tegami Bachi 英語版コミック

テガミバチ 日本語オリジナル版

テガミバチ 英語版

夜が明けることのないアンバーグラウンド。首都を照らす人口太陽の光も届かない暗闇の地に、人々の「こころ」がこめられた「テガミ」を命を賭して届ける危険な任務に携わる、「テガミバチ」と呼ばれる人々がいた。7歳のときに母親と生き別れた少年・ラグ・シーイングは、テガミバチのゴーシュに「テガミ」として新しい育ての親の元へ届けるられることになる。その時にゴーシュとテガミバチという職業に憧れの気持ちを抱いたラグは、最高のテガミバチ・「ヘッドビー」を目指すことを決意するのだった…という感じのファンタジー作品です。

アニメ化もされたのでそちらで知っている方も多いかもしれませんね。ジャンプのファンタジー作品にしては空気感があるというか、静謐な雰囲気を持った作品だと思います。

英語版も順調に翻訳されて発売されています。現在のところ第6巻までリリースされていますが、今後も定期的に続巻が発売される予定なので、これを機にこの作品の英語版を買い集めてみるというのも良いのではないでしょうか。

トリコ Toriko

週刊少年ジャンプにて連載中の、島袋光年によるトリコの英語版コミックです。

トリコ Toriko 英語版コミック

トリコ 日本語オリジナル版

トリコ 英語版

食をテーマに戦いを繰り広げるバトル漫画。食をテーマにしていると言ってもグルメ漫画という訳ではなく、架空の世界の架空の食材を求めて熱い冒険や戦いが展開されます。また表紙の絵柄を見てもらえれば解るように、近頃ではめずらしいタイプの少年漫画らしい骨太な昔ながらの少年漫画ですね。最近のジャンプが好きな人は受け付けないかも知れませんが、こういう作品はあってしかるべきだと思います。

ジャンプの人気作品という事でテレビアニメ化もされていますし、海外での知名度もかなり高いです。ただしこの作品が他のジャンプ系のヒット作ほどに海外の読者に受け入れられるかどうかはまだまだ未知数といった所でしょう。現在英語版は第5巻までリリースされていますから、いずれじわじわと人気が上がってくるかも知れません。また英語学習者としても、これから少しづつ買い集めて英語力を鍛えるのに最適な作品だと思います。

魔砲使い黒姫 Kurohime

月刊少年ジャンプからジャンプスクエアに移って連載中の、片倉・狼組・政憲による魔砲使い黒姫の英語版コミックです。

魔砲使い黒姫 Kurohime 英語版コミック

魔砲使い黒姫 日本語オリジナル版

魔砲使い黒姫 英語版

この作品は魔法を主題としたファンタジーなのか、銃を主題とした西部劇なのか、あるいはそれ以外なのかはよく解りませんが、とにかくいろいろなジャンルの要素がつまった漫画だといえます。私個人は正直この世界観にハマりませんでしたが、この手の漫画は結構昔からありますね。

現在では当初の盗賊や悪党との小競り合い的な戦闘から、神々との戦いにまでストーリーが展開していて、これまたどこかのファンタジー作品で見た事あるようなインフレーションぶりです。こういうのってジャンプのファンタジー作品の宿命なんですかね?またこういう作品ってコアな固定ファンがついて、結構長く連載が続くんですよね。私もついついどんな終わり方をするのか気になって最後まで読んでしまったりします。しかし連載が終わるまでずっと心がもやもやするので、こういう作品を増やすのは簡便してもらいたいですね。

Dragon Ball ドラゴンボール

この漫画に関しては細かい説明は不要でしょう、日本漫画の金字塔、鳥山明のドラゴンボールの英語版コミックです。また英語リスニング力を強化したい方には、ドラゴンボール改の北米版アニメブルーレイもあります。

Dragon Ball ドラゴンボール 英語版コミック

Dragon Ball ドラゴンボール 日本語オリジナル版

Dragon Ball ドラゴンボール 英語版

日本でも海外でも最も有名な漫画・アニメ作品の一つであるドラゴンボールは最近ハリウッドで映画化もされましたね。ドラゴンボールファンからはあまりの作風の違いに批難が寄せられたみたいですが、昔懐かしいカンフー映画のテイストが私は気に入りました、別の作品だと思えば楽しめるという程度ですが。

なお日本語オリジナル版のドラゴンボールは全42巻ですが、英語版では天下一武闘会でマジュニアと戦うまでが「ドラゴンボール / Dragon Ball」で、それ以降の悟空が成長して悟飯が生まれナメック星人などの異星人たちと戦う話は「ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z」と、テレビアニメに合わせてタイトルが少し違っています。ですから悟空たちがまだドラゴンボールを捜していたころの話が好きな方は Dragon Ball から、悟空が大人になってスーパーサイヤ人になったりする話が好きな方は Dragon Ball Z から購入されると良いでしょう。

その英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の VIZ Media より、Dragon Ball の方が通常版は全16巻、およそ3巻分を1冊にまとめた分厚い VIZBIG Edition は全5巻、Dragon Ball Z の方は通常版が全26巻、VIZBIG Edition が全9巻で発売されています。またまとめ買い・プレゼントに最適なBOX SETもありますので、用途に合わせて商品を選ばれると良いでしょう。

Dragon Ball Box Set : Volumes 1 – 16
Dragon Ball Z Box Set : Volumes 1 – 26

ドラゴンボールは長い作品なだけにこれを読破すればかなりの英語力がつくと思います。それだけに英文を読むのに慣れていない人には少し大変かも知れませんが、その英文に慣れるための英語版コミックです。英語で書かれた漫画を楽しんで読めるようになるまで、何度読んでも飽きない面白さがドラゴンボールという作品にはあります。

NARUTO ナルト

週刊少年ジャンプで、テレビアニメでも人気の忍者漫画、岸本斉史によるNARUTO ナルトの英語版コミックと、日下部匡俊の執筆によるライトノベル版の英語版ライトノベルです。

NARUTO ナルト 英語版コミック&ノベル

NARUTO 日本語オリジナル版

NARUTO ナルト 英語版

NARUTOは世界中でとても人気のある作品で、海外のアニメ・コミックイベントなどではNARUTOのコスプレをした外国人の方が大勢いらっしゃいます。まぁただでさえ勘違いされがちな忍者がよりいっそう勘違いされる面もあるかも知れませんが、日本の文化を楽しんでもらってる事は素直に嬉しい限りですね。

ためしに英語版のWikipediaで”Ninja”を検索するとこれでもかというくらい情報が出てきます。中にはちょっとおかしいなと思う内容もありましたが、普通にアニメや時代小説に出てくる忍者を知っているだけという一般的日本人の知識を超えており、本当にマニアな人がいるんだなと感心させられます。我々も負けずに英語を学んで、彼らと漫画や忍者の話を熱く語り合いたいものですね。

英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の VIZ Media より通常版が全72巻で発売済みの他、およそ3巻分の内容を1冊にまとめたお買い得なオムニバス版(3-in-1 Edition)も発売されていますので、お好みに合わせて選ばれると良いでしょう。またまとめ買い・プレゼントに最適なBOX SETもあります。

Naruto Box Set 1: Volumes 1-27 with Premium
Naruto Box Set 2: Volumes 28-48 with Premium
Naruto Box Set 3: Volumes 49-72 with Premium

なお小説版ですが、英訳されて発売されているのは以下の2冊です。英語力に自信のある方はこちらに挑戦しても良いですね。

NARUTO -ナルト- 白の童子、血風の鬼人 / Naruto: Innocent Heart, Demonic Blood
NARUTO -ナルト- 滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ! / Naruto: Mission: Protect the Waterfall Village!

銀魂 Gin Tama

週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化もされて大人気となった 空知英秋の銀魂の英語版コミックです。

銀魂 Gin Tama 英語版コミック

銀魂 日本語オリジナル版

銀魂 英語版

銀魂も海外での人気が高い作品のひとつですね。時代劇風でありながらあまり型にとらわれない所が受けてるのかも知れません。ここまで破天荒だとかえってちゃんとした日本の歴史に興味をもってくれる人が居るかも知れません。

試しに英語版のWikipediaで”Gin Tama”を検索してみて登場人物の”Shinsengumi”についてクリックしてみると、銀魂に登場する”真選組”は日本史の”新撰組”をもじったものである事がちゃんと書かれています。もちろん主人公である銀さんこと”坂田銀時”の名前のモデルが、昔話で有名な金太郎のモデルとなった”坂田金時”である事も書かれています。ただし銀さんを”金さん”と呼ぶと漫画のタイトルが危険なものに変わってしまうので銀さんが怒るという話までは残念ながら書かれていません(笑)

Death Note デスノート

週刊少年ジャンプで連載して、映画化されて社会現象にまでなった人気コミック、Death Note デスノートの英語版コミックです。原作 大場つぐみ、作画 小畑健。通常版は全12+1(ガイドブック)巻ですが、それとは別におよそ2巻分を1冊にまとめた Black Edition というのが全6巻にて発売されています。またデスノートの北米版アニメDVDもあります(※リージョンコードに注意)。

Death Note デスノート 英語版コミック

Death Note デスノート 日本語オリジナル版

Death Note デスノート 英語版

日本で一時期社会現象とまでなったデスノートですが、海外でも人気が沸騰すると同時にその内容で物議を醸し出しました。批判のほとんどは主人公である夜神月の行動が人道的に許されるのか否かという問題と、青少年に悪影響があるのではないかという日本とさほど変わらないものでした。

普通に考えてみればピカレスク(悪役的)なキャラクターというのは、反人道的な行動を取ることによってかえって人道問題を浮き彫りにするという昔からある表現手法で、日本でも歌舞伎や小説にいくらでも存在するし、海外の小説や映画にも陳腐化するほどたくさんいます。それらの作品を見た青少年が悪影響を受けたなんて話は聞いた事がありません。例えば芥川龍之介の “羅生門” なんかは青少年に悪影響どころか、多くの教育者が生徒に読んでもらいたいと思ってることでしょう。

さて英語版ですが、北米の翻訳漫画出版社大手の VIZ Media より、通常版が本編12巻+ガイドブック1巻の全13巻、およそ2巻分を1冊にまとめた Black Edition Edition が全6巻で発売されている他、まとめ買い・プレゼントに最適なBOX SETもあります。
Death Note Box Set (Volumes 1-13)

さらに西尾維新の執筆によるライトノベル版、DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件の英語版と、Lが主人公のスピンオフライトノベル、L change the WorLd の英語版も発売されています。英語力に自信のある方はこちらの読破に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

天上天下 Tenjo Tenge

ウルトラジャンプで連載されていた、大暮維人による天上天下の英語版コミックです。全22巻。

天上天下 Tenjho (Tenjo) Tenge 英語版コミック

天上天下 日本語オリジナル版

天上天下 英語版

北米やヨーロッパの人たちは中国の拳法を含めてアジアの武術が好きな人が多いですね、フランスの柔道人口は日本のそれよりも2倍以上も多いそうです。そう考えるとオリンピックの日本人選手はよく健闘しています。

この作品もそういう意味では北米やヨーロッパで人気がでそうではありますが、残念ながら発売元のCMXがオマケ漫画を含めたお色気シーンに厳しい修正や削除を施したことにより、北米の読者から大量の抗議がCMXに殺到したそうです。それだけ読者の期待値が高い作品だったという事ですが、読者による不買運動まで展開されて一度はCMXも無修正版の発売も検討したほどです、しかしいまのところ修正版のリリースのみ行われています。なんでも15巻からレイティングの対象年齢をあげて修正を緩めたらしいのですが、確認していないのでよく解りません。

そしてその事が関係しているわけではないのですが、CMXはこの作品の英語版を第18巻までリリースしたところで2010年7月に北米における翻訳出版事業を停止してしまいました。その後、VIZ Mediaという別の翻訳出版会社が、Full Contact Edition 2-in-1 という形で単行本2巻分を1冊におさめたバージョンを発売しています。こちらのバージョンの修正等がどうなっているかは解りませんが、おそらくこちらは最終巻まで(つまり全11巻)発売されると思うので、全巻揃えたいならこちらを選んだ方が良いでしょう。

北斗の拳 Fist of the North Star

原作・武論尊、作画・原哲夫によるジャンプ漫画の金字塔、北斗の拳の英語版コミックです。また北斗の拳の北米版アニメDVDもあります。

北斗の拳 Fist of the North Star 英語版コミック

北斗の拳 日本語オリジナル版

北斗の拳 英語版

この作品についての詳しい紹介は不要だと思います。格闘漫画の金字塔、強敵(とも)との熱き戦いを描いた男の漫画、我が生涯に一片の悔いなし。私個人もかなり大好きな作品です。北斗の拳を語り始めるとちょっと止まらない感じがしますので、作品にはあまり触れないでおこうと思います。

なお英語版コミックの “Master Edition” は日本語に訳すと “完全版” とでも呼べばよいのでしょうか。なんと原哲夫先生書き下ろしによる表紙を採用した北米ファン待望のリリースとなるはずでしたが、途中で出版元の Gustoon Entertainment が北米事業から撤退をしてしまったために 9巻までしかリリースされていません。なので残念ながら北斗の拳全話の英語版は今のところ手に入りません。非情に残念ではありますが、海外ではやはり最近の作品の方が人気があるのでしょうね。

R.O.D -READ OR DIE-

ウルトラジャンプで連載されていた、原作 倉田英之・作画 山田秋太郎と綾永らんによる R.O.Dシリーズ の英語版コミックです、小説版ベースのコミック、Read or Die(作画 山田秋太郎)は全4巻、アニメ版の外伝的コミックである Read or Dream(作画 綾永らん)も全4巻です。またR.O.D -READ OR DIE-の北米版アニメブルーレイもあります(※国コード規制に注意)。

R.O.D 英語版コミック

R.O.D 日本語オリジナル版

R.O.D 英語版

この作品の原作はライトノベルですが、そちらの方は残念ながら英訳されていません。主人公が読書好きなキャラなので小説版で読んだ方が面白いと思うのですが残念ですね。

しかしこの作品は世界観が面白いです。紙を自在に操ることのできる紙使い、大英図書館特殊工作部、グーテンベルク・ペーパー、などなどライトノベル原作ならではの世界観にはまる人は結構多いのではないでしょうか。逆にいうとはまらない人は全くはまらない可能性もありますが、そういう作品もありだと思います。

ちなみに左の画像は、Read or Dream の英語版の第1巻のものです。Read or Die の表紙より絵がかわいかったのでこっちにしました。