少年ジャンプで連載されていた井上雄彦による大人気バスケ漫画、SLAM DUNK(スラムダンク)の英語版コミックです。全31巻。
バスケットボールはアメリカが本場ですが、スラムダンクはやはりアメリカで人気があります。これがキャプテン翼とかになると、ヨーロッパや南米で人気になるんですよね。稲中卓球部が中国で人気かどうかは知りませんが。
井上雄彦氏の漫画はバガボンドなんかは特にそうですが、緻密に書き込まれて芸術性が高いのが特徴ですね。週刊漫画であるスラムダンクでよくあれだけの臨場感・スピード感のある描写をできたものだと尊敬の念が沸いてきます。そしてさらに肝心のストーリーの方もテンポ感を失わない絶妙さで、読者を決して飽きさせませんね。そうした作品としてのレベルの高さが、NBAのド派手なプレイ見慣れた本場のアメリカ人にも受け入れらる理由のひとつになってるんだと思います。
英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の VIZ Media から全31巻が発売済みです。これらを全て英語で読むとなると初めの内は慣れてない人には大変でしょうが、少しづつ何度も読み返すうちに次第に英文を読む速度が上がって楽になってきます。日本語版で以前読んだ事ある人は、記憶の中にある名シーンや名セリフに思いを馳せながら読むと良いでしょう。
ちなみに「安西先生…バスケがしたいです。」 は “Mr. Anzai, I want to play basketball” となります。