タグ別アーカイブ: チャンピオン

すんドめ Sundome

ヤングチャンピオンで連載されていた岡田和人による、すんドめの英語版コミックです、全8巻。

すんドめ Sundome 英語版コミック

すんドめ 日本語オリジナル版

すんドめ 英語版

童貞で真性マゾの主人公・相羽英男と不思議な影のあるサディスティックな少女・早華胡桃のちょっと変わった関係を描いたラブコメディです。決してセックスはしないという点においてよりリアルなマゾヒズムを描いていますが、ヒロインの少女が不治の病におかされていたり、互いに依存関係に陥る設定など色々な意味でいかにも童貞向けのちょいエロラブコメ作品という見方もできます。しかしマゾヒズムを中心としたフェティッシュな描写の表現レベルが高いので、谷崎潤一郎のような退廃文学が好きな人は結構な大人でもばっちりはまる事ができるでしょう。

さて英語版は全8巻ということでそれほど長いという訳ではありませんが、フェティッシュな心理描写が結構多いのでちょっと難しい部類に入るかも知れません。ただ健康な男子ならそういう事には興味が尽きないのが普通ですから、他の作品よりもかえって学習効果は高いかも知れませんね。

メトロ・サヴァイブ Metro Survive

チャンピオンで連載されいていた藤澤勇希のメトロ・サヴァイブの英語版コミックです、全2巻。

メトロ・サヴァイブ Metro Survive 英語版コミック

メトロ・サヴァイブ 日本語オリジナル版

メトロ・サヴァイブ 英語版

東京都心で起きた震度7の大地震、地下鉄に閉じ込められた10人が脱出を試みるパニックアクションです。Metro = 地下鉄、Survive = 生き残る、という意味ですね。この手の作品にありがちな和製英語ではあります。

物語としてはなんとなくハリウッドのB級映画にありがちな設定ですが、私はこういうの好きですね。登場人物それぞれに人間味があるとなお良いです。こういう事態が起きると人々はなんらかの役割を演じようとするものです。率先してリーダー役を務める者、リーダーと対立する者、この両者の調整役となる者、これらの人々の庇護下に入って自分からは何もしない者、それぞれですね。よくこういう時に人間性が表れるという人もいますが、私は誰しもがこれら全ての役割を演じる可能性があると思います。他のみんなが悲観的だと楽観論を言いたくなり、その逆に楽観ばかりだと悲観論を言いたくなる。こういうのは集団のバランスや多様性を維持しようとする人間の本能のようなものではないでしょうか。

全2巻というボリュームでさくっと読めるところも良いですね。そういう所もなんかB級映画っぽいです。2巻セットもあるみたいなので、こちらを買われても良いでしょう。

ブラック・ジャック Black Jack

いわずと知れた手塚治による不朽の名作、ブラック・ジャックの英語版コミックです。全17巻。

ブラック・ジャック Black Jack 英語版コミック

ブラック・ジャック 日本語オリジナル版

ブラック・ジャック 英語版

黒いマントにツギハギの顔がトレードマークの天才無免許医師・ブラックジャック。法外な料金を受け取る換わりにどんな怪我や病気をなおすというブラックジャックと彼を頼る患者たちの人間ドラマを描いた作品です。漫画なのでフィクションの部分も多分に含まれていますが、自身が医師免許を持っているという手塚治氏ならではのリアリズムが所々に光る医療漫画の先がけにして金字塔と呼べる作品だと思います。

この作品はご存知の通り医療を題材にしていますから、医療用語や人体の各部に関する英語表現が覚えられるという利点があると思います。全17巻ということで決して短い作品ではありませんが、大人から子供まで幅広い人々が楽しみながら英語を学ぶのに良い作品ですね。同氏の名作・火の鳥などと併せて、全巻揃えておいて親子で楽しみたい名作だと思います。

舞-HiME My-HiME

「サンライズ初の萌えアニメ」、なんてキャッチフレーズを知っている人がいるかどうかは知りませんが、舞-HiMEのコミックの英語版です。全5巻。

舞-HiME My-HiME 英語版コミック

舞-HiME 日本語オリジナル版

舞-HiME 英語版

萌えアニメだなんていってるワリには結構硬派な展開もあったりして、なかなかふんぎりがつかない感じがでてましたね。そのかわり続編の舞-乙HiMEではかなり割り切った感じで萌えアニメを作れていたと思います。どちらが良いかは好みが分かれる所でしょうが、個人的には中途半端はよくないと思います。

ただ終盤のストーリー展開はさすがにサンライズというか、話にぐいぐいと引っ張り込まれるようで、楽しめました。逆に舞-乙HiMEの方は、萌えをいかした日常パートは面白かったのですが、シリアスなストーリー展開になると不完全燃焼みたいな気持ちになりましたね。この辺を上手くバランス取るには、サンライズといえど萌えアニメを作るにはノウハウが足りなかったという事でしょうか。

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