黒執事 Black Butler

月刊Gファンタジーにて連載中の、枢やな による 黒執事 の英語版コミックです。英語リスニング力を強化したい方には、黒執事の北米版アニメブルーレイもあります。

黒執事 Black Butler 英語版コミック

黒執事 日本語オリジナル版

黒執事 英語版

19世紀末期、史実においてはその最盛期を迎えていたイギリス。名門貴族・ファントムハイヴ伯爵家の若き当主であるシエルに仕える執事のセバスチャン・ミカエリスは、品位・教養・武術・料理・容姿など全てにおいて完璧だが、実は彼には執事としての表向きの仕事の他に、主人と共に「女王の番犬」として表ざたにはできない数々の事件を秘密裏に処理するという仕事があった。さらにセバスチャンとシエルの主従関係には他言できないまた別の秘密があって…という感じの作品です。この作品はアニメ化だけでなく映画化・舞台化までされたので、そちらで知っている方もいるのではないでしょうか。

英語版は北米の翻訳漫画出版社大手の Yen Press (Orbit) より、現在のところ第15巻までが発売されています。その後の続巻も日本語オリジナル版の刊行からおよそ1年後というペースで発売されているようですから、これを機にこの作品の英語版を買い集められてはいかがでしょうか。この作品はイギリスが舞台なので、英語で読むとさらに雰囲気が出ますよ。

またアメリカのAmazonのレビューではこの作品に対して以下のような感想が寄せられています。

EGA_M10M:☆☆☆☆☆
“あの執事が、ついに英語版で!”

私が初めてこの漫画を手に取ったのは、その作画が素敵だと思ったからです。もしあなたがゴシックロリータや、その時代の貴族的ファッションが好きな人なら、黒執事はキャラクターの衣装を見るためだけでも読む価値があります。この作品がコスプレイヤーの人々に人気が高いのには理由があります!

だからと言って黒執事の魅力は作画だけでなく、そのストーリーも素敵です。確かに最初の数話ではなかなか本筋に入りませんし、私もその頃は特に話に筋の無い作品だと思っていましたが、あきらめずに読み進めて正解でした。巻を追うごとにどんどん話が盛り上がっていきますので心配はいりません。話の進行に伴いより多くのキャラクターが登場しますし、当初あまり気に留めていなかった登場人物が後々重要な役目を果たしたりして驚かされます。

もしあなたがミステリとコメディ要素を含んだダーク・ファンタジーが好きならば、私はこの黒執事という作品を大いにお勧めします。

London Fog:☆☆☆☆
“予想以上に満足”

私は別に漫画が好きという訳ではなく、実際これ以前にはあまり読んだ事が無かったのですが、この漫画の作画を見た瞬間にその世界に引き込まれて、登場人物たちのウィットに富んだ会話によってさらに興味をそそられ、作為的に描かれてるとしか思えないBL的描写にまんまとやられてしまいました。別にその事に不満があるわけではありませんが。また作画だけでなく物語も素晴らしく、確かにところどころ話の展開が遅く感じる部分もありますが、シエルが誘拐されるシーンあたりから物語はどんどん加速を始めます。冒頭の話の展開が遅いと言っても、それによって読んでいてつまらないと感じるほどではありません。

この黒執事では登場人物が実によく描かれていて、一人一人が心に残り、好感が持てて、その事がこの漫画をとても良いものにしています。またその事がファンによる同人活動などにも良い影響を与えていますが、それにも増して私は19世紀のどこかスチームパンクっぽい雰囲気を持つこの作品の世界に引き込まれてしまいます。私は残酷な殺人の描写が描かれる事が多いのでダークファンタジーはあまり好きではないのですが、この悪魔の執事にすっかり惚れ込んでしまって、この素晴らしい作品がどのような結末を迎えるのか最後まで見届けたくなってしまいました。


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